運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2017年度 葉山町立一色小学校避難所運営委員会

プラン名 避難所運営委員会活動を通した、地震に強い学校・町づくり
プランの対象 地域住民
児童・教職員・保護者
目的

避難所運営委員会で作成した、避難所に係る冊子「一色小学校を避難所に考えている地域の方々へ」及び、掲示用リーフレットを地域に各戸配付できれば、地域の関心や理解を大幅に向上させることができること。また、総合防災訓練の成果を風化させない、一色地区自主防災訓練を実施することで、より避難所運営に習熟する。さらに児童保護者や葉山町を巻き込んだ防災意識の向上が図れる。

内容

1.避難所冊子&リーフレットの地域への各戸配付
2.一色地区自主防災訓練の立案・実施
3.児童・職員の避難訓練の実施
4.PTA防災プロジェクトの一環として、防災講演会をPTAと5年児童に実施
5.葉山町全体への防災対策等の波及効果

成果

7月に完成した冊子を全戸配付できたおかげで、見えないところで、地域の防災意識は確実に向上しているのではと思うところがある。学校に寄せられたお手紙等には「大変役立つ冊子をありがとうございました」「安全に暮らしている今だからこそ、読み込んで考えておきたい、知っておきたいことが満載の冊子」「被災時の他者との関わり方に言及した冊子は画期的」といったご意見があり、程度の差こそあれ、99.4%の方が、「地震に対する心構えに役にたった」と回答頂いたアンケートの集約結果も含めて、運営委員会一同その成果を感じている。さらに大きな成果は、町の防災安全課とタッグをしっかり組んでの活動を展開した結果、様々なチャレンジが実を結びつつある。避難所運営委員会が各校に作られる流れができたり、町の備蓄食料を町内各校で保管したりと、波及効果は間違いなく感じている。
 12月に実施した自主防災訓練も、地域全体が協力して、次年度はより参加人数が増えるような工夫をして実施していこうという結論を得て、終了することができたのも、大きな成果と感じている。

【製作物】
18_葉山町立一色小学校避難所運営委員会_一色小学校を避難所に考えている地域の方々へ.pdf
18_葉山町立一色小学校避難所運営委員会_避難所レイアウト.pdf

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

一色小学校避難所運営委員会が発足してからの年月は2年と短いが、地域安全を願う理念の下、精力的な活動を行い、一色小学校の避難所に関する冊子をまとめ上げた。また、活動2年目にして、町の宿泊型総合防災訓練を避難所運営委員会が中心となって運営することができた。委員会は、一色小学校管理職・地域の自治会・町内会役員・町の防災安全課・地域の防災団体を中心メンバーに交流を深め、お互いの顔や名前がよく分かる組織になってきている。3年目は、総合防災訓練の反省を活かす活動と、町全体への波及効果を狙った活動を目指したい。

連絡先 046-875-9221