運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2019年度 新居浜市立金栄小学校

プラン名 土砂災害・浸水被害から命を守れ。 ~過去の災害から学ぶ~
プランの対象 小学校高学年の部
目的

1 平成16年に新居浜市金栄校区で発生した台風災害による被災体験を次世代に継承させ、平成16年豪雨災害を風化させない。
2 西日本豪雨災害から学び、命を守る大切さを身に付ける。
3 土砂災害、浸水被害から命を守り、人的被害を防ぐ。

内容

1 豪雨災害の被災体験から得た教訓をもとに、小学生の防災力の向上を図り、命の大切さを学ぶ。
2 地域の危険箇所等を防災マップなどに反映し、金栄校区タイムラインを作成し地域で情報共有を図る。
3 松山地方気象台などの専門化を講師に招き、気象に関する情報、知識を習得するなど、防災への関心を持たせる。
4 西日本豪雨災害などの自然災害から命を守るため、地域特性を知り、命を守る防災活動へ展開させる。

成果

1 気象予報官から、台風発生のメカニズム、時間雨量の計測方法などの講話を聞いて、降水量と土砂災害、浸水被害がリンクしていることを知り、土砂災害などから身を守る大切さ知ることができた。
2 まちあるきで知り得た、地域特性などを用いて、各自治会単位の地域の地理的な実情に応じたタイムラインを作成した。
3 被災体験の教訓をもとに、自然災害から命を守る避難行動を学ぶことができた。
4 防災学習を通じて、地域、学校、消防が協働し、児童及び教員と住民の関わりと繋がりを深め、住民との絆づくり、日頃から顔の見える関係づくりができた。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

新居浜市では、平成16年豪雨災害で甚大な人的、物的被害を受けました。西日本豪雨災害では、かろうじて大きな被害はなかったものの、愛媛県内でも特別警報が発令されるなど、被災する可能性は紙一重でありました。このことから、被災した経験を経て、金栄小学校5年生が1年間を通じて、防災学習の取組を実施し、自治会、地域見守り隊などの関係機関とまちあるきを行い、e防災マップなどの作成などにも取り組んでおります。あらゆる自然災害などから被害を出さないためにも、地域の防災力の向上を図ることを目的として防災活動を行っています。

連絡先 0897-37-2313