運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2020年度 岐阜県立大垣特別支援学校

プラン名 守ろう自分の命、家族の命 ~高める防災力の輪~
プランの対象 児童生徒・保護者・地域住民・職員
目的

学校・家庭・地域の繋がりある防災力を一つの輪と考え、一つ一つの防災力を高め、防災力の輪を強化し、災害発生時、命を守り抜くことができるように、三つの分野に分けて防災教育に取り組む。
1.学校防災計画(災害対策マニュアル)を職員に周知徹底する取組み
2.児童生徒の防災学習や家庭への情報発信を工夫し、児童生徒及び家庭の防災力を高める取組み
3.地域との連携を深める取組み

内容

1.学校防災計画(災害対策マニュアル)を周知徹底する取組み
・職員を対象とした、学校防災計画の内容に関する「防災力テスト」を毎月実施
2.児童生徒及び家庭の防災力を高める取組み
・生活単元学習での防災学習
・年2回の保護者アンケート(家庭の減災力テスト)実施と結果に基づいた情報提供
3.地域との連携を深める取組み
・地域住民との合同研修会(当校を避難所と想定したHUG)

成果

1.学校防災計画(災害対策マニュアル)を周知徹底する取組み
・学校防災計画(災害対策マニュアル)の職員への周知方法を「職員防災力テスト」として既存のシステムを用いて毎月実施することで、全職員への周知徹底方法を確立できた。
2.児童生徒及び家庭の防災力を高める取組み
・修学旅行の事前学習で行先の地域のハザードマップを作成し、生徒が避難場所を考えたり、調べたことを他校の生徒に発表したりするなど、学習内容の定着化と新たな防災学習ができた。
・「家庭の減災力テスト」を通して、防災に関する意識の啓発と家庭の減災力を把握し、効果的に情報発信することができた。
3.地域との連携を深める取組み
・防災に関して地域との繋がりがなかったが、合同研修会を機会に避難所運営等に関する検討の場を設定することができた。
・自治会が避難所についてより深く考えなければならないという意識をもつことに貢献できた。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

当校は、昭和49年に知的障がいのある児童生徒を対象とした養護学校として開校しました。平成29年度からは、肢体不自由と病弱障がいにも対応した総合化の特別支援学校となりました。
当校がある岐阜県大垣市は、南海トラフ巨大地震が発生した場合、家屋の倒壊や液状化等の甚大な被害が想定されています。そのような災害が発生した場合でも、児童生徒が自分の命を守り切ることができるよう、障がい特性に応じた防災教育の推進や、家庭、地域との連携に取り組んでいるところです。

連絡先 (0584)89-4816