運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2020年度 ガールスカウト東京都第172団

プラン名 ガールスカウトのチカラで防災女子を増やそう!
プランの対象 高校生
目的

ガールスカウト活動はスカウト自身が活動計画を立てて地域に活動を発信できるように大人が支援することが特徴である。当団スカウトは、これまでも外出時の災害を想定して常に持ち歩く「防災ポーチ」の収益を福祉施設に寄付する「寄付付き防災ポーチ」として地域で販売してきた。今年度は、高校生スカウトが、災害時の男女参画や女性の視点を盛り込み、防災×福祉×ジェンダー平等、SDGs教育として、防災教育を地域に発信する。

内容

① 男女参画センター、社会福祉協議会などの地域からとガールスカウト日本連盟、東京都連盟などの団体から、地域の防災の現状や女性の視点での防災の考え方をスカウトが学ぶ。
② 1を女性の視点の防災教育として地域や団体に発信する。
③ 小学生・中学生スカウト向けの防災集会を実施し、次世代防災女子を育成する。

成果

① 高校生スカウトが男女参画センターを訪問し、内閣府男女共同参画局の「災害対応力を強化する女性の視点」を学び、ポスターや防災カードを製作、地域のフリーマーケットで防災ポーチに、被災後の女性の安全を守るためのホイッスルとトイレ用に黒ポリ袋を入れて販売した。
② この活動を地域のこどもたちとこども新聞の記事で発信、2,000部発行した。新聞は、区立図書館の蔵書になった。さらにボランティアのコンテストやガールスカウト連盟で全国に発信した。
③ スカウト自ら臨機応変に学友や地域の大人の協力を求めて女性の視点からの防災教育を発信したこと、その活動を指導者が支援したことがスカウト育成事例になった。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

当団は練馬で40年の歴史あるガールスカウトです。宗教や事業者などの母体を持たない「地域団」です。小学1年生~高校生までのスカウト18人とその指導者、保護者合わせて約40人で活動をしています。月二回、野外訓練とそのスキルを活かして、商店街や社会福祉協議会、環境団体など地域と連携してボランティアに取り組んでいます。特にSDGsに基づいて、環境、福祉、防災のボランティアに力を入れています。今回の防災ポーチの取組み、避難所訓練の取組は、昨年から取り組んでいます。

連絡先 gs.tokyo172@girl.nifty.jp