運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2021年度 名古屋市立工芸高等学校 都市システム科/工芸防災チーム

プラン名 防災について考え、行動できる人の輪づくり ~住民の、住民による、住民のための防災訓練~の支援
プランの対象 全ての方々
目的

新型コロナウイルス感染症の拡大により、社会のあり方が大きく変革してきました。防災も例外ではなく、このチャレンジプランの活動もリアルからオンラインへという流れに順応してきています。
そのような中で、これまで以上に小規模(学校・地域・行政)な単位での防災教育や、防災活動の実施も余儀なくされており、私たち工芸高校では、過去2年間の取り組みを有効に活用し、知的財産の「パッケージ化」に取り組みました。

内容

2019年度からの活動に引き続き、「蓄光ブロックによる避難誘導」、「浸水害擬似体験装置の開発」に加え、新たに「ファーストミッションボックス(FMB)の作製」、「防災公園の設計」を行うとともに、これまでの成果を広く公表するために「防災活動の成果の公表」にも力を入れました。

成果

【蓄光ブロックによる避難誘導】
【浸水害擬似体験装置の開発】
・様々な世代が参加して防災対策を施すことができるパッケージ化に概ね成功しました。
【FMBの作製】
・生徒自身が被災時の自身の生活環境に思いを巡らし、生活に必要な最低限の食料、空間、就寝環境、排泄環境の検討を行うことにより、防災を「自分事」として考えられるようになりました。
【防災公園の設計】
・これまでに学んできた知識を用いて、「強さ」だけでなく、「しなやかで多機能」に着目し、防災公園を設計することを通して、他者の想いに自らの思いと知識・技能を重ねて具現化する手法を身に付け、また識者の評価をフィードバックすることで、それらを高めることができました。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

本校都市システム科は、活力があり、持続可能なまちづくりを考えるための勉強や活動に取り組み、それで得た知識や技能を社会に積極的に発信する土木系学科です。
これまでの様々な活動を通して、「誰もが安全安心に住まうまちづくり」や「地域や住民の方々とともにまちをつくること」の大切さを学びました。ここでの経験を活かし、より安全安心なまちを目指し、まちに住まう人々が災害の危険性や災害に備える必要性を、より身近に感じてもらうことができるための効果的にPR方法について、本プランを通して探求したいと考えています。

連絡先 052-931-7541