運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2022年度 信州大学観光防災マップ活用グループ

プラン名 地域でつくる観光防災マップ
プランの対象 生徒、地域住民
目的

地域住民と高校生が協働で作成した観光防災マップをもとに、フィールドゲーム大会の企画・運営を行い、参加者の防災意識向上、新たな地域防災活動の取り組みの獲得を目指す。
観光防災マップ作成に高校生が参加することにより、若年層の防災意識を醸成し、地域防災の担い手の裾野を広げていく。

内容

観光防災マップ作成にあたり、既存の観光や防災に関する情報や地図を収集し、その利点と欠点について各自発表。
観光と防災についての共通認識の構築をはかるために、学校周辺を活用し、観光ポイントとして活用できそうなものを全員で現地にて検討を行った。あわせて各グループや個人にて調査を実施行った。災害・防災の共通認識をはかるために、実際の危険箇所や災害現場を、当時災害対応を行った方に案内してもらったり、住民へのインタビューを行い実際の災害について意識してもらった。
その後各グループより観光防災マップのアイデアについて発表を行ってもらい、フィールドゲームで使用するマップや一覧データの発表をおこなってもらった。

成果

観光防災マップ作成にあたり、観光、防災双方のフィールドワークを実施出来たことが、地域防災を意識してもらう上で、非常に有効であった。日常生活から防災を意識する方法として、観光や景観と連携して考えることも可能であることを知ってもらうきっかけとなった。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

地域防災の普及を目指し、信州大学、伊那市役所、伊那市有線放送農業協同組合、上伊那広域消防本部の有志で立ち上げた団体です。設立前から地域防災に関わる活動に積極的に関わってきたメンバーが、2020 年に長野県伊那弥生ケ丘高等学校の総合学習に関わることになり、新たな地域防災の仕組みづくりのため活動を開始しました。

連絡先 090-7816-7935