運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

防災力の向上を目指す、防災教育活動の情報提供の場

2023年度 泉南市立西信達中学校

プラン名 みんなでたすかる ~つながる防災プロジェクトN~
プランの対象 教職員・生徒・PTA・地域住民
目的

1、中学生が主体となって地域を守る防災学習・防災教育プランの開発総合的な学習の時間の取組として、教員の専門分野をいかした「防災ゼミ」を開設
2、西信達地域フェスタに参加中学2年生による防災ブースの運営や体験コーナー・情報展示をとおした地域交流
3、中学生による避難所設営・運営活動(総合防災レクリエーション)の実施
4、「防災教育」を柱としたカリキュラムマネジメントへの挑戦

内容

防災学習を学校教育の柱とし、中学生とともに地域の防災活動に取り組むことで、家庭や地域の防災意識を高める。保育所・小学校・中学校、保護者、地域のつながりを意識し、交流を主とした活動を展開する事で、実践的で地域にあった防災学習・防災プランを共に生み出す。また、「楽しみながら、防災を!」を合い言葉に防災学習を計画し、中学生の気づきと探求活動をサポートする。西信達地域で長く続いていく新たな防災教育・地域防災行事の骨格を作る。

成果

1、中学生が地域の防災・減災について主体的に考え、活動することで、区長や民生委員、民生児童委員や保護者など、地域が連携して防災意識を高めることができた。
2、教職員は「道徳・総合・特活」の時間に加えて、「各教科」において、「防災・減災」の視点を意識的に取り入れるようになった。生徒は、年間を通して行われる各教科で「防災・減災」について継続的に考え、取り組むことができた。様々な分野・視点から防災・減災について考えられることが当たり前の環境になりつつある。
3、授業での交流やイベントを通して、地域と学校がつながることができた。防災の視点からアプローチすることで、「地域の学校」として地域の要になることができると確信できた。

報告資料 最終報告書(PDF形式)
団体紹介

本校は、泉南市の北西部に位置し、西側は大阪湾に接しています。生徒数は169名の小規模校です。また、校区は1小学校・1中学校で構成され、元々は漁業や農業が中心で地域としての絆が強い所です。近年新興住宅や大手スーパーが建設され、地域の生活環境も大きく変化しています。海に近く、素朴な土地柄であり、総じて明るく、親しみやすい人柄の生徒が多く、「自分のよさを他者のために生かす活動」として防災教育を実践することで生徒の自己実現を応援し、中学生の力を地域に活かしていきたいと思います。

連絡先 072-483-2249