運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2024年度 宮城県石巻市立開北小学校

プラン名 ~未来へ向けて KAIHOKUつなぐ・つながるプロジェクト~
プランの対象 対象者 小学生(低学年・中学年・高学年) 教職員・保育士等 保護者・PTA 地域住民 対象人数 約760人
実施期間 2024年4月より2025年3月まで
目的

震災遺構を見学する(5年生)ことで、災害を自分事と捉え、未来の町づくりを考える。

親子で学ぶ「防災チャレンジデー」を設定(全校)する。

防災プレゼンテーション(5年生)を実施し、児童から保護者や地域に防災について発信する。

コミュニティ・スクールを活用し、地域との連携を深め、地域防災の充実を図る。

学びを生かした防災マップを制作(5年生)し、地域の施設へ掲示することで、地域住民にも防災について知ってもらう。

総合的な学習の時間の中で、5年生が防災学習として扱うとともに、全学年の児童約300人と保護者約200人が共に防災について学ぶ「防災チャレンジデー」を実施した。

5年生の子供たちは、震災遺構を見学し専門家からの説明を聞き、自分の町の災害の歴史を知り、自分たちでできることを考えた。学校周辺を大学生と共に歩いた後に、防災・減災の視点で防災マップや防災リーフレットを作成し、地域や保護者へ発信し、災害を自分事として捉えることができた。

「防災チャレンジデー」では、親子で共に防災について学び、保護者は子供と一緒に有事に役立つ知識を学ぶことができた。

内容

<実践内容と方法>
「防災チャレンジデー」
13団体が提供した体験型のブースを親子で巡って学習
明暗を分ける災害時の情報の在り方を学ぶ
伝言ゲームなどの体験を通じて情報収集の重要性を認識

防災学習
震災遺構見学(門脇小・大川小)
防災プレゼンテーション(児童→保護者・地域)
防災マップ・防災リーフレット作成

地域との連携
石巻市総合防災訓練で地域住民と活動
防災講話や避難所体験(段ボールベッド・パーテーション組立)

<成果>
児童が防災を自分事として捉え、探求心を持つようになった
地域の人々との交流を通じて、災害時の助け合いの大切さを学んだ
防災関連団体の協力を得て、持続可能な地域防災活動へと発展

成果

<チャレンジすること>

東日本大震災の疑似体験を通し災害を自分事として捉える(門脇小・大川小遺構の見学)
親子で防災を学ぶ「防災チャレンジデー」を実施
防災プレゼンテーションを行い、児童の意見を地域に発信
コミュニティ・スクールを活用し、地域と連携
石巻市総合防災訓練の地域避難訓練に児童の意見を反映

<結果・成果>

震災遺構見学や防災プレゼンテーションを通じて、児童の探究活動が深化
児童自身が防災マップ・防災リーフレットを作成し、地域に貢献
中学生や地域住民と協力しながら防災活動を実施

報告資料
団体紹介

平成23年の東日本大震災で地震・津波被害を受け、体育館が避難所となり700名以上が避難した。

東日本大震災を体験していない児童が、災害を自分事として捉え、未来の町づくりに貢献できる力を付けることを目的として活動している。

連絡先 代表者名:鹿野 宏美 電話番号:0225-96-5401 メールアドレス:0212_elskaihcl-e@gs.myswan.ed.jp