防災教育チャレンジプラン

学校安全をコミュニティスクールとして地域と共に育んでいくため、学校・地域・子ども・企業など多様な関わりを持ち、持続可能な防災教育になるよう、中山町モデル（R3防災教育CP）を参考に実施、当該校として防災教育元年とする。防災教育CPとしては、４年生で実施（他学年は他事業での実施とし、中山町モデル同様全学年で実施する）。４年生では総合学習として実施するが、その中でゼンリン「まなっぷ」はプログラミング学習として、防災に不可欠な児童の探究的な思考の変化や育成の一助とする。また授業成果はまとめとして地域に展開し、地域の防災啓発としての役割を持たせ、学校安全に関わる人材を増やしていく。

実践内容
総合学習の中で防災教育を実施

学校のカリキュラムに組み込み、教科横断的な内容とする。
児童が主体的に学び、地域防災のスタンダードを理解する。
「まなっぷ」を活用し、プログラミング学習と防災教育を融合。

学校・地域・民間の協力による防災学習
学校運営協議会を活用し、地域の関係者と防災教育を共有。
民間企業や地域推進委員と連携し、授業に必要なリソースを確保。

児童の探究的学習の促進
児童が防災に関するテーマを設定し、調査・発表を行う。
地域のハザードマップ作成や、災害リスクの可視化を実施。

成果
児童の防災意識の向上
防災を「自分事」として考えられるようになった。
他の学習でも自発的に防災意識が見られるようになった。

学校と地域の連携強化
自治会、PTA、地域活動推進員などが防災教育に協力。
学校と地域が一体となった防災活動の基盤が構築された。

持続可能な防災教育の仕組み作り
来年度以降の継続実施が確定。
被災地での実施を予定し、より広範囲での防災教育の展開を目指す。

チャレンジ内容
防災教育が求められていない学校でも実施可能なモデルを構築

学校と地域、民間企業など多様な関係者がWIN-WINな状況を作る。

民間企業との協働による教育支援の確立
働き方改革の観点から、学校と民間が協力しやすい環境を作る。
授業プランをカリキュラムに組み込み、無理なく実施可能にする。

児童が防災を楽しく学べる仕組みを構築
これまで防災意識の低かった児童が、積極的に防災に関わるようになった。
地域の歴史や防災の知識を学ぶことで、地域への愛着も深まった。

成果
先生方が「来年度も実施したい」と考える仕組みができた

防災教育を特別な授業ではなく、カリキュラムに組み込む形にした。
子どもたちが自発的に防災意識を持つようになった

他の学習でも防災の視点を取り入れ、積極的に発言する児童が増えた。

「こころ」を育む防災教育が実現
探究的思考を促し、学習の広がりを生み出した。
まとめの発表に向けて、児童自身が考え、行動する姿勢が見られた。

防災・減災活動は未来の笑顔の為にあるということを信念に、防災・減災を手段に人づくり・まちづくりに関わる活動を行っています。人とまちをつくる為に必要な防災・減災の視点・手段を基に、より良い未来の為のコミュニティづくりの為に様々な人、団体と共に防災教育を行っています。