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防災関連の最新ニュースをご紹介
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国際復興支援プラットフォーム「国際復興フォーラム2025」開催
国際復興支援プラットフォーム(IRP)、国連防災機関(UNDRR)、内閣府、兵庫県、アジア防災センター(ADRC)が、1月28日(火)に、「国際復興フォーラム2025」を神戸ポートピアホテルとオンラインで開催します。過去の復興経験を活かし、災害発生前に効果的な復興を計画・準備・実行する能力である「復興レディネス」を強化するための実践的な戦略の策定に焦点を当てます。特に地震からの復興に焦点を当てながら近年の復興経験を振り返ることで、参加者は現行の取り組みが直面する課題を明らかにし、復興システムとプロセスに強靭性を組み込むための実行可能な提言を示します。
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日本赤十字社「発災30年を迎える阪神・淡路大震災やボランティアをめぐる認知・意識調査結果」公表
日本赤十字社は、12月18日に、「発災30年を迎える阪神・淡路大震災やボランティアをめぐる認知・意識調査結果」を公表しました。
この調査は、2024年11月に、10代〜60代以上の男女、合計1200名を対象に実施されました。
調査の結果、阪神・淡路大震災について、知識の程度に関係なく「知っている」と回答したのは全体の89.3%で、「全く知らない」人は10.7%となり、このうち71.9%は10〜30代が占めました。また、阪神・淡路大震災でのボランティア活動を機に、1995年が「ボランティア元年」といわれていることの認知を尋ねると、回答者全体の75.7%が「知らなかった」と答えました。 -
気象庁「2024年(令和6年)の台風のまとめ(速報)」公表
気象庁は、12月25日に、「2024年(令和6年)の台風のまとめ(速報)」を公表しました。
2024年の台風の発生数は、平年並の26個(平年値25.1個)でした。7月までの発生数は平年より少ない4個(平年値7.8個)でしたが、8月以降は平年より多い22個(平年値17.3個)発生しました。
また、日本への接近数は平年並の26個(平年値25.1個)、上陸数は台風第5号、第10号の2個(平年値3.0個)でした。 -
防災科学技術研究所×神戸市「震災30年防災イベント これからの地震にそなえとう?」開催
防災科学技術研究所と神戸市が、2024年12月27日(金)~2025年1月30日(木)に、震災30年防災イベント「これからの地震にそなえとう?」を神戸市立中央図書館で開催します。阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり、阪神・淡路大震災の当時の状況を振り返りつつ、南海トラフ巨大地震に備えるための展示を行います。また、1月18日(土)に防災科研の出張イベントを行います。
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人と防災未来センター「災害メモリアルアクションKOBE 2025」開催
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターが、2025年1月11日(土)に、「災害メモリアルアクションKOBE 2025」を人と防災未来センター 東館1階 こころのシアターで開催します。学生が阪神・淡路大震災等で被災した地域において、インタビュー、アンケート、交流事業等を実施した成果の発表を行います。また、メモリアルアクション10年の総括として、特別シンポジウム等もあわせて開催します。
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東京都「令和6年度 都市の事前復興シンポジウム」開催
東京都が、2025年1月21日(火)に、「令和6年度 都市の事前復興シンポジウム」を東京都庁第一本庁舎5階大会議場で開催します。「阪神・淡路大震災から30年 あの時と今」をテーマに、復旧・復興まちづくりサポーターで元西宮市職員の畑文隆氏が講演するほか、東京都立大学の中林一樹名誉教授、一般財団法人土地総合研究所専務理事の佐々木晶二氏を交えて、来るべき首都直下地震等への備えについて討論を行います。
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政府広報オンライン「被災地を応援したい方へ 災害ボランティア活動の始め方」公開
政府広報オンラインは、12月16日に、防災・災害対策のお役立ち記事として「被災地を応援したい方へ 災害ボランティア活動の始め方」を公開しました。
記事では、「被災地の役に立ちたい」「復興を応援したい」と思ったとき、どのようにしてボランティア活動を始めればいいのかを紹介しています。 -
政府広報オンライン「「緊急地震速報」と「津波警報」等 いざそのとき、身を守るために!」公開
政府広報オンラインは、12月12日に、防災・災害対策のお役立ち記事として「「緊急地震速報」と「津波警報」等 いざそのとき、身を守るために!」を公開しました。
記事では、「緊急地震速報」「津波警報」についての説明や、発表された場合にどのように行動すべきか等を解説しています。 -
徳島県立防災センター「知っておきたい防災講座 色々な災害への対応」開催
徳島県が、2025年1月18日(土)に、「知っておきたい防災講座 色々な災害への対応」を徳島県立防災センターで開催します。講師に、日本防災士会大阪府支部の粟飯原和宣氏を迎え、命の重さ、大切さを身近で感じてこられた経験、防災士やボランティアの活動等、今我々ができることについてお話いただきます。
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人と防災未来センター「震災資料のメッセージ2024(後期) よろず相談室の歩み」開催
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターが、12月3日(火)~2025年5月25日(日)まで、「震災資料のメッセージ2024(後期) よろず相談室の歩み」を人と防災未来センター西館3階で開催します。災害高齢者・障害者の声に耳を傾け、ともに生きようとした人々、「よろず相談室」の歩みを辿る展示を行います。
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内閣官房国土強靱化推進室「国土強靭化シンポジウムin和歌山」開催
内閣官房国土強靱化推進室が、2025年1月20日(月)に、「国土強靭化シンポジウムin和歌山」をダイワロイネットホテル和歌山とオンラインで開催します。国土強靱化「もしもから、いつもを守る。」をテーマに、南海トラフ地震での津波被害等が想定される和歌山県において、国土強靱化基本計画の改訂内容のほか、東日本大震災の経験と教訓、地域防災力の一層の強化の必要性等を紹介・議論します。
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製品評価技術基盤機構「氷雪による太陽電池発電設備の事故の分析結果」公表
独立行政法人製品評価技術基盤機構は、12月9日に、「氷雪による太陽電池発電設備の事故の分析結果」を公表しました。
同機構が、2019年度から2023年度の5年間に発生した氷雪による電気事故を分析した結果、積雪による太陽電池発電設備(太陽光発電設備)の破損は、大雪が観測された年に急増していることが分かりました。また氷雪による事故においては、ソーラーパネルだけでなくソーラーパネルを支える架台の損傷を伴うことが多く、破損事故のうち、約9割を占めていることが明らかになりました。
公表した文書では、積雪への対策や、事故を未然に防ぐためのポイントを解説しています。 -
神奈川県横浜市「地震火災のリスクと対策を分かりやすく伝える広報動画」公開
神奈川県横浜市は、12月6日に、「地震火災のリスクと対策を分かりやすく伝える広報動画」を公開しました。
大地震が横浜市で発生すると、木造密集市街地を中心に、地震に伴う火災による被害が最も大きいと想定されています。
子供向け動画では、親しみのあるキャラクターとともに、クイズ等を通じて楽しみながら防災を知ることができます。また、大人向け動画では、地震火災の危険性が伝わるよう躍動感あるドキュメント調で過去の災害事例や個人でできる対策を紹介しています。 -
政府広報オンライン「新聞記事広告 増え続ける水害から命を守る。ハザードマップ&マイ・タイムラインを知りましょう。」公開
政府広報オンラインは、12月9日に、新聞記事広告「増え続ける水害から命を守る。ハザードマップ&マイ・タイムラインを知りましょう。」のPDFを公開しました。
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文科省地震本部「2024年11月の地震活動の評価」公表
地震調査研究推進本部は、12月10日に、「2024年11月の地震活動の評価」を公表しました。
東北地方では、11月16日に、陸奥湾の深さ約10kmで M4.6の地震が発生しました。この地震の発震機構は東北東-西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震です。今回の地震の震央付近では、この地震を含め、11月16日から30日までに震度1以上を観測した地震が9回発生する等、地震活動が活発でした。
また、中部地方では、11月26日に、石川県西方沖の深さ約10kmで M6.6の地震が発生しました。この地震は、1月1日に石川県能登地方で発生したM7.6 地震後の地震活動域の西端で発生しました。この地震の発生後、28日にM4.7の地震が発生する等、南北方向に約20kmの範囲で地震活動が活発です。 -
海上保安庁「北陸電力と地形解析で連携 珠洲市北東沖等において海底隆起」確認
海上保安庁は、12月10日に、北陸電力株式会社と連携し、珠洲市北東沖の水深データを解析した結果を発表しました。
令和6年能登半島地震発生以来、海上保安庁では能登半島沖において水深データを取得し、地震発生前のデータと比較することで、能登半島地震に伴う海底の隆起を順次、明らかにしてきました。
今回、新たに珠洲市北東沖と輪島市北方沖の地形変化が明らかになり、能登半島の北西から北東に存在が確認されている活断層に沿って、約80kmにわたり海底の隆起が生じていることが明らかになりました。 -
国土交通省国土地理院「令和6年11月の地殻変動」公表
国土地理院は、12月9日に、「令和6年11月の地殻変動」を公表しました。
GNSS観測によると、11月26日に発生した石川県西方沖の地震では、電子基準点「志賀A」において、西方向に1cm程度の変動が見られる等、震源域周辺で小さな地殻変動が観測されました。
また、宮崎県南部を中心に、8月8日に発生した日向灘の地震後の余効変動と考えられる地殻変動が見られます。 -
静岡県「第169回ふじのくに防災学講座 災害医療の基本原則CSCATTTと市民の皆様に行っていただきたいこと」開催
静岡県が、12月21日(土)に、「第169回ふじのくに防災学講座 災害医療の基本原則CSCATTTと市民の皆様に行っていただきたいこと」を静岡県地震防災センター2階ないふるほーるとオンラインで開催します。講師に、浜松医科大学地域医療講座 吉野 篤人特任教授を迎え、災害医療の基本原則を紹介し、市民の皆さんが行える活動について講演します。
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国立高等専門学校機構「第3回高専防災減災コンテスト 最終審査会」開催
独立行政法人国立高等専門学校機構が、国立研究開発法人防災科学技術研究所及び公益財団法人国際科学振興財団との共催で、12月22日(日)に、「第3回高専防災減災コンテスト 最終審査会」を一橋大学一橋講堂で開催します。本コンテストは、高等専門学校に在籍する学生を対象として、防災減災に関わる地域の社会課題を解決するアイデアとその検証過程を競う機会を提供し、活動を通じた高専生の成長の促進と若い力による地域社会の災害レジリエンス向上に寄与することを目的に実施しています。
書類審査を通過した10チームが、試作、実験、ステークホルダーへのインタビュー等を通して自らのアイデアについて検証を行いました。最終審査会では、各チームが地域の防災力・減災力向上に向けて取り組んだ検証活動の成果を発表し、審査が行われて文部科学大臣賞等、各賞の表彰が行われます。 -
文科省火山本部「火山本部地域講演会 in 群馬~火山がもたらす災いと恵み~」開催
火山調査研究推進本部が、2025年1月11日(土)に、「火山本部地域講演会 in 群馬~火山がもたらす災いと恵み〜」を高崎市総合福祉センター たまごホールとオンラインで開催します。今年発足した火山本部が、火山と火山災害、火山が与えてくれる恵みについて考える講演を行います。