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防災関連の最新ニュースをご紹介
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【普及啓発】静岡県若手職員が防災動画自作 在宅勤務を活用
静岡県は17日、豪雨災害が発生しやすい梅雨に合わせて県民に風水害や土砂災害の恐ろしさを知ってもらおうと、若手職員が制作した動画を発表し、YouTubeの県公式チャンネルで配信を始めた。中心になったのは、交通基盤部に所属する20代の職員数人。新型コロナウイルス感染防止のために県庁全体で実施した在宅勤務を活用し、動画の企画から撮影、編集まで全工程を外注せずに担った。第1弾として「災害は忘れる前にやってくる」「適切な避難行動をとりましょう」「雨の降り方について知ろう」の動画3本を制作。避難行動の流れを記した図表の使い方や、雨の降り方が分かるウェブサイトの見方を紹介した。新型コロナウイルス感染防止で従来のような避難訓練や防災研修会の開催が難しくなっていて、動画を活用して防災意識を高めてもらう。今後も月1本のペースで新たな動画を配信していくということである。【6月18日 静岡新聞より】
▼ふじのくに静岡県庁チャンネル 河川砂防局防災講座~災害は忘れる前にやってくる!~
https://youtu.be/QS2rrRyB4sE -
【普及啓発】災害時の対応区が冊子製作 地震・風水害の備え/神奈川
神奈川県横浜市南区役所はこのほど、地震や風水害などの備えや発生時の対応をまとめた冊子「みなみ防災ガイド」を製作した。冊子はA5判40ページ。「地震」「風水害」「地域での備え」の3章構成。災害時のために備えておくべき日用品などのリストや家が倒壊・焼失した人が一時的に避難生活を送る地域防災拠点の説明をイラストを使って紹介。これまで区が作ってきた防災マップや洪水ハザードマップが見られるサイトへのQRコードも掲載している。【6月18日 タウンニュースより】
▼横浜市南区 「みなみ防災ガイド」を作成しました。
https://www.city.yokohama.lg.jp/minami/kurashi/bosai_bohan/saigai/120024.html -
【普及啓発】災害時 避難所のコロナ感染防止マニュアル公表 日本医師会
日本医師会は、災害時の避難所での新型コロナウイルスの感染拡大の防止に向けて、医療現場の専門的なノウハウを活用してもらおうとマニュアルを作成し、17日開かれた会議で公表した。マニュアルでは、感染予防はマスクのみに頼るのではなく、手の衛生を徹底するほうが効果が高いとして、避難する際は、手洗い洗剤やアルコール消毒液などを持参するよう勧めている。また避難所の運営者に対し、飛沫による感染を防ぐために、高さのある仕切りを設けることや、1日2回、避難している人に熱やせきなどの症状がないかなどを把握することを求めている。そして、感染が疑われる人が出た場合に、濃厚接触を避けるための具体策やサージカルマスクなど、医療現場でも用いられている防護具の使い方なども盛り込んでいる。【6月17日 NHKニュースより】
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【普及啓発】コロナ禍の防災・減災対策は 広大の研究者が語る/広島
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中での防災・減災対策を考える会議が15日、広島大学であり、広島県や県内23市町の防災担当者らがオンラインで参加した。藤原章正教授(交通工学)はコロナ禍の中での避難所について語った。「3密」のうち「密閉」は窓を開放することで解消できるが、災害の規模が大きければ「密集」と「密接」を防ぐのは限界があるとした。対策として考えられるのは複数の場所への分散避難だが、そもそも避難施設の収容力が足りない。藤原教授は人口約19万の東広島市を例に試算。土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と特別警戒区域(レッドゾーン)の住民に限っても、全員が避難すれば6万人に上り、60%が避難所に入れない。藤原教授は「誰を優先するのか、準備を進めなければならない」とした。広大病院の大毛宏喜教授(感染症科)は、避難所について「完璧なコロナ対策を求めても仕方がない。ゼロリスクを求めないことが大事」と指摘した。飛沫感染対策のマスクが重要で、持っていない人には避難所の受付で配るのが良いとした。また、夏場は熱中症などを避けるため、換気よりも室温を下げることを優先するべきだとした。【6月17日 朝日新聞より】
▼広島大学 ウェブ会議で「防災・減災研究センター連携自治体会議」を開催しました
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/58595 -
【地域防災】避難所のコロナ対策「見える化」 金沢市、映像で解説/石川
石川県金沢市は、自然災害の発生に備え、新型コロナウイルス感染症に配慮した避難所の開設・運用方法を映像化する。「3密」の回避など感染リスクを抑える取り組みに加え、避難者が発症した場合の対応などを15分程度でまとめ、市民に分かりやすく伝える。市によると、想定される収録内容は▽滞在スペースの確保▽避難者の健康状態の確認▽感染が疑われる避難者がいた場合の対応―などで、市職員や防災士が出演し、進行役の問いに回答、実演する形となる。映像は7月上旬に撮影を開始し、8月中にも完成する見通し。金沢ケーブルの番組で放映するほか、市のホームページでも閲覧できるようにする。DVDは地域の防災訓練や研修会で活用してもらうほか、市が要請に応じて実施する出前講座でも使用する。市危機管理課の担当者は「地域には高齢者も多く、視覚的に分かりやすい映像に仕上げたい。遅くとも秋の台風シーズンには間に合うよう制作を進めていく」と語った。【6月16日 北國新聞より】
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【普及啓発】災害「体験」を強化 静岡県地震防災センター、一般公開再開
静岡県の防災情報の発信拠点「県地震防災センター」が大規模改修を終え、一般公開を再開した。地震・津波コーナーの目玉は、地震の揺れを体験する起震装置。想定南海トラフ巨大地震や東日本大震災など6種類を、実際の揺れ方を基に再現。壁一面の大型スクリーンに映し出された風景の揺れと、足元の揺れが連動する。新設の火山災害コーナーは、富士山が噴火した時の溶岩流や噴煙などの様子を、立体模型に投影した映像で観察し、被災規模の大きさを理解できる。自然災害の脅威を啓発する大画面シアターでは津波襲来の大きな音と共に客席の床がブルブルと震動し、臨場感がある。新型コロナウイルス感染症対策で注目を集める段ボールベッドや、車中泊を快適にする工夫も、実物を見て体験できる。自主防災組織の装備品や、自宅の家具の固定方法など身近な防災知識の紹介も充実している。【6月14日 静岡新聞より】
▼静岡県 静岡県地震防災センター
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/ -
【普及啓発】新型コロナ時代には「7日間は自力で」 大学生が知恵絞った「在宅避難」マニュアル/福岡
地震や水害など自然災害発生時に避難所に行かず自宅にとどまる「在宅避難」。新型コロナウイルス感染の要因とされる3密の回避策として注目されている避難方法を、九州国際大(福岡県北九州市八幡東区)の学生団体がマニュアル化し、同市のマンション管理組合が採用した。民間資格の「防災士」を取得した教員や学生がイラストを多用してまとめたもので、他のマンションや地域から要望があれば新たなマニュアル作成も検討する。マンション自室で備蓄した食料や生活用水使い復旧を待つ想定。マニュアルを作ったのは、九国大の学生団体「地域防災リーダー育成プロジェクト」。依頼主のマンション「マテール穴生(あのお)」(北九州市八幡西区)の管理組合が3月中旬に理事会を開き、マニュアルの採用を決めた。マンションの防火管理者、鹿島康弘さん(67)は2018年春、PJを指導する村上真理教授(57)が講師を務めた防災講座に参加。鹿島さんがマンション内の防災組織作りを村上教授に相談し、村上教授と学生4人が18年夏から作業を進めて1年半かけてマニュアルを完成させた。マニュアルはA4判52ページ。北九州市周辺で16年の熊本地震並みの大規模地震が発生し、電気、ガス、水道など生活インフラが1週間程度寸断される事態を想定している。【6月14日毎日新聞より】
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【普及啓発】防災白書、気候変動で災害リスク 国民に備え呼び掛け
政府は12日、2020年版防災白書を閣議決定した。白書は、2018年の西日本豪雨や2019年の台風15、19号など大規模災害が相次いだことや、大雨の日が増えているとのデータを紹介。気候変動により、洪水や海面上昇による高潮の発生などが世界的に懸念されているとした。被害を減らすには「国民や企業の意識向上」「防災施設の整備」「地球温暖化の抑制」などが必要としており、関係省庁で対策を検討する考えを示した。【6月12日 共同通信より】
▼内閣府防災情報 防災白書
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/ -
【防災施策】船橋市が災害時医療体制を刷新、リーフレットに 6月から全戸配布へ/千葉
千葉県の船橋市保健所が6月上旬、災害時の医療体制を刷新し、トリアージを行う病院前救護所などの位置や救護所での流れなどをまとめたリーフレットの全戸配布を始めた。船橋市では地元医師会などの関係団体と協議し、2020年度から、有事には市内9カ所の災害医療協力病院前に「病院前救護所」を設置し、トリアージを行う「トリアージポスト」と軽症者を治療する「治療エリア」を作る。リーフレットは、災害時の医療体制が変わったことの説明や、病院前救護所での流れを分かりやすくするためイラストを掲載。見開きには船橋市の全景マップに9カ所の病院の場所が一目で分かるよう赤丸で囲み、アクセスが分かる拡大地図も付けた。このほか、「よくある質問」と題して、想定される4つのQ &Aを掲載。トリアージは「重症」「中等症」「軽症」「極めて軽度の負傷」の4パターンで色分けし、目安や主な対応主体、医療活動の内容を紹介する。【6月10日 船橋経済新聞より】
▼船橋市 6月上旬~リーフレットを全戸配布 新たな災害時の医療体制を開始
https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/kouhou/001/p080865.html#6-1 -
【普及啓発】県産乾燥野菜で防災食 コマツナ、ナスなど雑炊に/熊本
熊本県熊本市の西区役所は出水期を前に、県産の乾燥野菜を使ったオリジナルの「防災食」を開発し、地域住民らが10日、同区の集会所で試食会を開いた。避難所では野菜を食べる機会が少ないことから、県産野菜を素材にした防災食づくりに初めて取り組んだ。1食でコマツナやナスなど70グラムの野菜を摂取できる。和風とトマト味の2種類で、水で戻して雑炊などが作れる。レシピはふりかけ製造販売のフタバが手掛けた。県の熊本地震復興基金約80万円で1400食を準備。区内の16校区・地区の防災連絡会に配った。同区役所は今後、区内で取れた野菜を使い商品化を目指すということである。【6月11日 熊本日日新聞より】
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【普及啓発】こども食堂の災害対応マニュアル作成 全国で初
各地の子ども食堂を支援する「NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」が、災害時の対応をまとめたマニュアルを全国で初めて作成した。同NPOによると、一昨年の西日本豪雨で大きな被害を受けた広島市安芸区の子ども食堂では、子どもたちの連絡先がわからず、来訪しないよう事前に連絡ができなかったほか、施設がスタッフを避難させる判断が遅れるなど、被害につながりかねないケースがあったということである。マニュアルでは、大雨や台風の接近などが予想される際には、事前に子ども食堂が周囲の災害の危険性を確認しておくことや、子どもたちの名簿を作成するよう求めている。また、安否確認のため、災害用伝言ダイヤルを活用することや、保護者への引き渡しのルールを、あらかじめ決めておくことなどが盛り込まれている。マニュアルを作成した同NPOの理事長を務める湯浅誠さんは「子ども食堂もいつ被災するかわからない状況の中で、子どもたちやスタッフの安全を確保する必要がある。一方で、ふだん食事を提供する場であるため、災害時に食事の提供などで皆さんを支える立場にもなれる。防災を意識して地域の消防団や自治会とのつながりを深めてふだんから子ども食堂にくる子どもや親世代が、地域に根ざしていくきっかけにしたい」と話している。【6月10日 NHKニュースより】
▼NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 「こども食堂防災マニュアル」リリースのお知らせ
https://musubie.org/news/2237/ -
【普及啓発】長野県中部の連続地震、原因の5活断層を特定 信大グループ「地震しばらく続く」
長野県中部や岐阜県飛騨地方を中心に4月下旬から続く地震について、信州大学の研究者らでつくる「信大震動調査グループ」の原山智名誉教授は、地震活動を引き起こした5つの活断層を特定。「中規模の地震活動はしばらく続く」として登山者らへの注意を呼び掛けている。活断層は、伊那地域から北アルプス・焼岳の地下を通って野口五郎岳付近(富山県)に延びる「境峠断層」と、上高地北部の屏風岩から南に延びる「屏風岩断層」「徳本峠断層」「上高地黒沢断層」、上高地を東西に横切る「上高地断層」の5つ。原山名誉教授によると、一連の地震の震源は南北に延びる4つの断層に囲まれた東西8キロのエリアに集中し、多くが深さ5キロ以内となっている。震源の集中域や断層に働く力の方向などから断層を特定した。【6月10日 中日新聞より】
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【普及啓発】志津川高生2人が県防災指導員に 災害対策に高校生の視点を/宮城
宮城県南三陸町の志津川高校3年及川拓海さんと同2年木下巧大さんが、県の防災指導員に高校生で初めて認定された。防災指導員の認定は3月に受けた。1月に県の防災ジュニアリーダー養成研修会に参加したため、指導員の養成講習は免除されたが、講習の教本を自主的に読み、自助や共助の災害対策、防災訓練などに理解を深めた。震災発生時、2人は小学生だった。在校していた志津川小が避難所になり、及川さんは「水が使えずトイレに困った」と振り返る。もめ事を起こす大人の姿も記憶に残っているという。木下さんは新型コロナウイルスの影響による休校期間中、防災のリポートをまとめた。SNSを使って防災に関するアンケートをすると、家庭の食料備蓄が進んでいないことを知った。「震災後の高台移転などで、ある程度の安全が確保されたことが背景にある」と分析する。「学校の防災訓練の在り方を先生たちと一緒に考えたい」と及川さん。木下さんは「防災指導員が他校にも広がれば、地域の防災力は高まる。自分たちができる行動を起こしたい」と意気込む。【6月9日 河北新報より】
▼宮城県 防災指導員認定制度について
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kikitaisaku/ks-bousaisidouin28.html -
【普及啓発】熊本地震で山腹の水流れ込む 阿蘇外輪山の地下水上昇
熊本地震後に阿蘇外輪山の西麓付近一帯の地下水位が最大10メートル上昇した原因について、熊本大大学院先端科学研究部の細野高啓准教授(水圏環境科学)らの研究チームは2日、地震で山の岩盤に割れ目が生じ、山腹に蓄えられていた水が地下に流れ込んだためと発表した。研究チームは、県内約100カ所の井戸や、水位が上昇した大津町や熊本市東区など周辺地域で、水中に含まれる水素や酸素の「同位体」の割合を指標に水の流出元を調査。その結果、標高200~600メートルの山腹に蓄えられていた水が、地震によって外輪山西側に生じた割れ目から流出し、西麓付近一帯に達していたことを突き止めた。細野准教授によると、岩盤の割れ目は地下水に含まれる土砂などで満たされていくため、水位は発生から5年程度で元に戻り、水質への影響もないという。チームは昨年、地震後に水前寺成趣園の池が一時的に干上がったのは、地震時に地下にできた割れ目から水が流出していたことが原因であると発表。研究過程で、外輪山西麓付近の井戸の水位が上昇したことも分かり、原因の解明を進めていた。【6月3日 熊本日日新聞より】
▼熊本大学 熊本地震後にみられた地下水位の異常上昇の原因
https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/sizen/20200602-1 -
【普及啓発】瀬谷消防署 「おうちで防災」配信 楽しく学べる動画5編/神奈川
神奈川県横浜市の瀬谷消防署が5月中旬、新型コロナウイルス感染症の影響によって家で過ごす時間が多い子どもたちに向けて、火事や地震などから身を守る方法を伝える動画「おうちで『防災』」の配信をスタートした。この動画は、YouTubeの横浜市公式チャンネル内で配信されている。「地震編」「津波編」「火災編」(No1、2)「風水害編」の5種類があり、瀬谷消防署の職員が出演している。同消防署によると、コンセプトは「親子が家のなかで体を動かしながら楽しく学べる」。地震編では落下物などから身を守るために絵本やバッグで頭を隠して「ダンゴムシ」になり、火災編では煙を避けるために「ワニ」のように這いながら進んだりと、虫や動物を例に分かりやすく伝えている。同消防署では、次世代の地域防災の担い手を育てるため、幼児期から中学校期における防災教育を推進。2013年度からは区内の幼稚園・保育園で体験型講座を開き、毎年3000人以上が参加している。今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴って、幼年期の防災教育を進めることが難しい状況だったことから、家で過ごす子ども向けの動画を作成したということである。【6月4日 タウンニュースより】
▼横浜市 おうちで防災教室(地震編)
https://youtu.be/3P82FwGNbwI -
【地域防災】コロナ踏まえた対応訓練 災害避難所開設で宇都宮市/栃木
新型コロナウイルス感染拡大中に大規模災害が起こった場合に備えようと、栃木県宇都宮市は2日、新型コロナに対応した避難所開設・運営訓練を富屋地区市民センターで行った。3月に避難所開設・運営の市ガイドラインを策定したことを受け初めて実施。訓練は、昨年の台風19号規模の風水害を想定。市の関係部局の職員約40人が参加した。この日は、施設の外に受け付けを設け、感染の疑いがある人の避難ルートと避難場所を別エリアに設置。避難所設営では、「密」を避けるため各世帯間の距離を2メートルほど確保できるよう、2人の職員がメジャーとカラーテープを使って区画割りした。運営の訓練では、5世帯が避難し、うち1世帯に体調不良の人がいることを想定した。受け付け担当が避難者役一人一人に「体調はどうですか」と尋ねて検温、健康状態を確認。体調が優れない人がいる世帯には人数分のマスクを配布したほか、アルコール消毒を促すなどして、別エリアの避難所に誘導した。市危機管理課の大沢悟課長は「人員や物品の確保など受け入れる体制を強化する必要性を感じた。早急に方策を考えたい」と話した。【6月3日 下野新聞より】
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【普及啓発】「防災トランプ」で楽しく啓発 長岡造形大・福本塁助教が文科大臣表彰/新潟
防災教育の推進に尽力したとして、新潟県の長岡造形大の福本塁助教(都市防災、コミュニティデザイン)が20200年度文部科学大臣表彰の科学技術賞(理解増進部門)に選ばれた。自身が開発した「防災トランプ」により、住民が防災を自分のこととして捉えられるよう啓発活動を進めたことが評価された。福本助教は神奈川県のシンクタンクに在籍していた2012年、災害やトラブルの事象をカードに記した防災トランプを作成した。参加者が遊びながら体験を語り合って共有し、防災を主体的に考えるきっかけづくりを狙った。全国の学校や福祉施設などで使い方を指導し、地域防災の意識向上を図った。企業による復興支援や防災への貢献も重視し、住民の自助共助に加えた「業助」という概念を提唱。企業と連携し、防災ワークショップや訓練を行っている。福本助教は「防災に関する敷居を下げ、世代を超えて参加できる場をつくりたかった。有事の際に能動的に動ける人を増やしたい」と話している。【6月2日 新潟日報より】
▼防災トランプ
https://bousai-trump.jp/ -
【普及啓発】3密避けオンラインで防災啓発 真備の住民グループ 動画で伝達/岡山
3密(密閉、密集、密接)を避けながら地域の防災力を高めようと、西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町川辺の住民グループがオンラインでの取り組みに力を入れている。5月31日には無料通信アプリLINEを使い、地域を歩いて避難時の注意点などを伝える動画を生配信した。住民グループ「川辺復興プロジェクトあるく」の槙原聡美代表が水路を指さし、スマートフォンのカメラに向かって「(避難している時に)落ちたら溺れてしまう」と訴えた。同豪雨の際には増水で水路と道路の境が分からなくなったこともあり、同行した香川大の磯打千雅子特命准教授(地域防災)は「道路の中央を歩いて」と語りかけた。この日は2人を含めグループのメンバー約10人が危険箇所や被災当時の水位状況などを示しながら、真備町川辺地区を約1時間かけて歩いた。その様子は動画で配信され、事前告知を受けるなどした地域住民ら100人以上が視聴した。動画では、避難時に居場所を知らせる笛や水といった非常持ち出し袋に入れてほしい防災グッズも紹介。視聴者から「(グッズを)アップで見たい」などのコメントも寄せられ、その都度応じた。磯打特命准教授は「人との接触が難しい今、オンラインの活用は有効。小さな子どもを育てる保護者らにとっては、かえって参加しやすいというメリットもある」と話している。【5月31日 山陽新聞より】
▼川辺復興プロジェクト あるく
https://www.facebook.com/pages/category/Community-Organization/川辺復興プロジェクト-あるく-615179905578070/ -
【災害想定】災害時の避難情報Lアラート訓練/北海道
災害時に自治体が発表する避難に関する情報をテレビなどを通じて一斉に伝える「Lアラート」システムの訓練が道内で実施された。「Lアラート」は、災害時に自治体が発表する避難に関する情報などを集約しテレビやラジオ、インターネットを通じて一斉に伝えるシステムで、道内では6年前から179の市町村すべてが導入。28日午前中に北海道で行われた訓練は、『十勝沖で強い地震が発生し太平洋側の沿岸に大津波警報が発令されたという想定』と、『内陸の市町村で大雨の特別警報が出たという想定』で行われた。道庁の危機管理センターでは、各市町村からの避難勧告や避難指示、避難所開設の情報が「Lアラート」に正確に反映されているかを確認した。【5月28日NHK NEWS WEB】
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【災害想定】近づく大雨シーズン 避難所でのコロナ感染、どう防ぐ
新型コロナウイルスの感染リスクが消えないなか、近づく出水期。国は避難所の「過密」防止策を求めているが、愛知県の調査では自治体の対応は遅れぎみだ。三重県や桑名市、中部地方整備局などが、超大型台風を想定して24日に開いた災害対応訓練。国は4月の通知で、過密を防ぎ、避難者に十分なスペースを確保するため、通常の災害時よりも多い避難所の開設を自治体に要請。ホテルや旅館の活用も検討し、可能ならば親戚や友人宅への避難を住民に促すよう求めた。しかし、自治体の対応はまちまちで、愛知県が今月半ば県内54市町村にアンケートしたところ、新たな避難所の確保について「対策済み」は7自治体。「検討中」も23自治体あった一方、「検討していない」自治体は24に上った。避難所での1人あたりの専有面積の拡大についても、31%が「検討していない」と回答。発熱などの症状がある人や濃厚接触者の専用スペースは、37%が「確保していない」と答えた。【5月27日毎日新聞より】