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防災関連の最新ニュースをご紹介
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災害で孤立を教訓に、ふるさとレスキュー発足/京都
福知山市消防団佐賀分団と佐賀地区自主防災会で作る「ふるさとレスキュー佐賀」が発足した。佐賀地区は2004年と2013年の台風で、浸水や土砂崩れで道路が通行止めになった経験をもつことから発足させることにした。災害時には、救急隊が到着するまで、連絡を受けた登録メンバーが救助活動や傷病者の応急手当てなどをする。【3月24日 両丹日日新聞 WEB両丹より】
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イベント通し防災意識高める 日光でフェスタ/栃木
「NIKKO防災フェスタ2015」が日光市内のスーパーで開催された。東日本大震災以後に結成された市や社会福祉協議会、日光青年会議所の三者で構成する「市ボランティアセンター」が主催した。非常食体験や防災クイズなどのイベントが行われた他、宮城県東松島市でボランティア活動をしている高校生が、支援活動の写真をモザイク状に貼り付けるアートに挑戦した。【3月23日 東京新聞より】
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津波予測見直し 最大14.5m10分で到達/神奈川
神奈川県は、津波浸水予測の見直し結果を発表した。国の検討会が新たに示した3つを含む9種類を「神奈川県沿岸に最大クラスの津波をもたらす地震」として予測の見直しを進めてきた。今回の見直しでは、相模トラフ沿い西側を震源とする地震が発生した場合、鎌倉市には最大14.5mの津波が10分で到達するという予測が出された。【3月20日 タウンニュースより】
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日頃の支え合いが災害時に力 陸前高田で防災シンポ/岩手
国連防災世界会議の関連事業「高齢者・障がい者と防災シンポジム」が陸前高田市で開催され、障がい者や高齢者の防災対策や同市が目指す誰にでも優しいまちづくりについて意見交換が行われた。陸前高田市はノーマライゼーションという言葉もいらない地域を目指し、新たなまちづくりを進めている。【3月17日 河北新報より】
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「命は自分で守る」防災教育フォーラムで中学生発表/宮城
国連防災世界会議に合わせて、防災教育をテーマとしたフォーラムが開催され、気仙沼市の階上中学校の生徒2人が震災をきっかけに始めた取り組みを発表した。いつどこで災害が起きても自分で判断し、正しい避難行動をとることができるように、震災後に問題点をまとめ、地域の人たちと一緒になって取り組んでいるという。【3月17日 NHKニュースより】
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大津町、町民を「防災指導員」に 県内初/熊本
大津町では、2012年7月の九州北部豪雨を教訓に、防災士の資格をもつ町民18人を「防災指導員」に委嘱した。7つの小学校区ごとに2、3人ずつ委嘱し、任期は2年間。町非常勤職員の立場で、地域単位の自主防災組織を結成したり、訓練の指導をしたりする。【3月17日 読売新聞より】
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地域の防災へ連携 津久見でシンポ/大分
津久見市では、防災シンポジウム「大分の防災を考えるイン津久見」が開催された。津久見市はリアス式海岸によって恩恵を受ける反面、深い入江が津波被害を強める可能性も指摘されており、防災・減災への意識を広めていく目的で開かれた。また、市内合同避難訓練も行われ、地区によっては給食訓練や消火訓練が行われた。【3月9日 大分合同新聞より】
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町内会と町が合同防災訓練 大槌、地域事情を検証/岩手
大槌町の安渡(あんど)町内会は、町との合同防災訓練を行った。東日本大震災では地域住民218人が亡くなった。県の防災ヘリによる上空からの救出搬送、消化、止血と固定の応急手当などを訓練。午後2時46分に黙祷を行い、その後は検証会議を開催し意見交換を行った。【3月9日 岩手日報より】
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外国人も防災意識/秋田
秋田県国際交流協会は、外国人を対象にした防災バスツアーを実施した。県防災学習館で大震災並の震度7の揺れを体感したり、消火器を操作したりしたほか、県立岩城少年自然の家では目や手足の不自由な人を伴って避難する模擬訓練を実施した。【3月8日 読売新聞より】
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トランプで防災/神奈川
防災訓練の一環として「防災トランプ」で遊びながら、防災を考え、情報共有をしているところがある。トランプには「お題(危険の原因)」がそれぞれ書いてあり、お題に合わせて実体験を語ったり、どのような行動をとるべきかを話しあったりする。【3月5日 タウンニュースより】
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地域守る「若い力」に 「ジュニア防災検定」挑む/大阪
門真市の北巣本小学校が府内公立校で初となる「ジュニア防災検定」に挑無など、最近、小中学生を対象にした防災教育が活発になりつつある。同校では、全校児童が防災ヘルメットを椅子の下のネット袋に入れて常備している。学校防災アドバイザーの派遣も受けるなど、地域ぐるみで学校の危機管理体制の構築にも努めている。【3月5日 大阪日日新聞より】
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阿久和北部連合自治会 「見守り合い」で防災を/神奈川
阿久和北部地区では、いざというときに隣近所で助け合う「見守り合いネットワーク」づくりの一環として防災マニュアルを作成する。このマニュアルのポイントは地域防災拠点の運営や役割で、同地区の防災拠点である原中学校では、震度5以上の地震発生時に防災拠点運営委員会が中心となって開設することなどが記載される。【3月4日 タウンニュースより】
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整備中の防災緑地でベーゴマ、たこ揚げ…福島・いわき「昔遊び」伝授/福島
福島県いわき市の沿岸部では、整備中の防災緑地を遊び場にみたて、高齢者らが子どもたちに凧揚げやベーゴマなどの昔からの遊びを教えるイベントが開催された。地域住民が、防災緑地完成後の活用法を考えようと開催した。【3月2日 産経ニュースより】
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無料で防災士講座 石巻市、地域のリーダー養成/宮城
東日本大震災を教訓に地域の防災力を高めることを狙い、石巻市では自主防災組織のメンバーと対象とした無料の防災士養成講座が開催され、20〜70代の51名が受講した。宮城県内での自治体開催は2例目となる。新年度も100人程度の受講機会を設ける予定。【2月23日 河北新報より】