ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
-
【技術・仕組】降水帯形成の発表検討 気象庁の有識者会議
気象庁は15日、防災情報の伝え方に関する有識者会議を開いた。年度内に取りまとめる報告書に、豪雨災害の要因の一つとされる「線状降水帯」の形成を発表する新たな取り組みを盛り込む方向で検討を進める。気象庁は発表基準を定め、今年の梅雨期からの運用を目指している。線状降水帯は積乱雲が連続発生し、風に流されながら連なることで同じ地域に大雨を降らせるメカニズムで、昨年7月に九州を中心に大きな被害をもたらした豪雨や、平成30年の西日本豪雨、29年の九州北部豪雨などで形成が確認されている。【3月15日 産経新聞より】
▼日本気象学会 新用語解説「線状降水帯」
https://www.metsoc.jp/tenki/pdf/2016/2016_09_0011.pdf -
【災害想定】被災地の外へ負傷・避難者を運ぶ「災害時支援船」、フェリー会社と協定へ/兵庫
災害時に負傷者や避難者をフェリーで被災地外に搬送する「災害時支援船」を導入する計画を、神戸市や香川県小豆島町などが進めている。今後計画をまとめ、両市町間の定期航路を持つフェリー会社と協力協定を結ぶ。計画は阪神大震災(1995年)や東日本大震災(2011年)の教訓から、海上交通の専門家が提案。「船を使った支援活動のモデルケースになる」と期待する。計画では、南海トラフ地震などで神戸市が被災した場合を想定。フェリー(乗客定員475人)に避難者らを乗せ、小豆島まで搬送する。医師も乗船し、応急処置などを行う。島内の医療機関で治療を受け、入院の必要がない人は島内の施設などに避難する。【3月15日 読売新聞より】
▼国土交通省 阪神淡路大震災における船舶活用事例
https://www.mlit.go.jp/common/001001022.pdf -
【地域防災】避難所でコロナ対策 テントで間仕切り、検温を徹底/福島
最大震度6強となった13日の地震後、宮城県、福島県の各自治体は新型コロナウイルス対策をとって避難所運営に当たった。福島県相馬市の体育館では、最大で92人が避難。市社会福祉課の村井智一課長によると、入り口で消毒を促し、検温も徹底した。定期的に換気し、世帯ごとに間仕切りされたテントを用意。発熱者が出ることなども想定し、別室も確保した。福島県国見町は昨年8月、避難所での感染症予防策をまとめた「避難所衛生マニュアル」を作成しており、受付を担当した保健師は「おおむね混乱なく対応できた」と胸をなで下ろす。一方で「避難者は高齢者が多い。今後も感染予防を徹底しないといけない」と気を引き締めた。【2月15日 日本経済新聞より】
-
【普及啓発】災害非常食に「ポテチ」 東京・板橋区、湖池屋などと連携
東京都板橋区は湖池屋や東京家政大学と連携し、災害時の非常食としてポテトチップスを活用するよう区民に呼びかける。ポテトチップスの賞味期限は6カ月間あり保存性が高いことから、非常食の備蓄を手軽に始めるきっかけにしてもらう。湖池屋はのり塩味のポテトチップス1500袋に「おかしで備えよう」「新しい防災のカタチ」などと防災意識を喚起するラベルを付け「防災スナック」として板橋区に提供した。板橋区は、3月に開催する防災訓練の参加者に抽選で配布する予定で、ラベルに印刷したQRコードを読み込むと、区の防災ホームページや東京家政大の学生が防災情報を集約した画像共有アプリ「インスタグラム」のアカウントにアクセスできる。【2月15日 日本経済新聞より】
-
【技術・仕組】防災情報を多言語で ポルトガル、ベトナム、中、英 会員が即LINEで配信/石川
石川県の小松市国際交流協会は、外国人住民向けに防災情報を多言語で発信する取り組みに乗りだした。地震などの災害時に、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の市公式アカウントで投稿される情報を基に、ポルトガル語やベトナム語などのメッセージをいち早く配信する。14日から市内で外国人向けに説明会を開き、登録、利用を呼び掛ける。市は今年度末で廃止する災害情報メールに代わり、昨年6月からLINEで災害・防災情報を提供。地震、風水害の発生、避難情報に加え、新型コロナウイルスの感染状況を伝達。7日時点で約1万5千人が登録している。【2月8日 北國新聞より】
▼LINEで防災/小松市国際交流協会
https://39kia.jimdofree.com/%EF%BD%8C%EF%BD%89%EF%BD%8E%EF%BD%85%E3%81%A7%E9%98%B2%E7%81%BD/ -
【技術・仕組】避難者向けへ家系図制作 元飯舘村職員・横山さんが開始/福島
福島県福島市の横山秀人さんが、避難者「家系図」の制作サービスを始めた。震災当時、飯舘村職員だった横山さんは「避難者の心の整理を手伝いたい」と語る。横山さんは今年1月、同市渡利に「縁結び家系図や」をオープンした。夫婦両家の先祖をたどる家系図を制作するほか、写真や資料を使った冊子「自分史」の作成なども手掛ける。原発事故で大きな打撃を受けた古里への思いを何か形に残せないかと考え、家系図の利用を思い付いたという。横山さんは「被災して親族がばらばらになっても、家系図を見れば忘れない。親族で囲んで思い出話に花を咲かせてほしい」と話している。【2月8日 福島民友新聞より】
▼縁結び家系図や
https://enmusubi-kakeizu.com/ -
【普及啓発】災害時の携帯トイレ 腸に炎症が起きる難病患者など使い方学ぶ
災害時には、断水などでトイレが使えなくなることが想定される。特にクローン病や潰瘍性大腸炎など、腸に炎症が起きる難病の患者は、国内におよそ25万人いるとされ、トイレに行く頻度が多いことから、災害時にトイレが使えなくなることが大きな課題となっている。7日に医療のベンチャー企業と患者の団体がオンラインで開いた講習会では、患者などおよそ30人が災害時の携帯トイレの使い方を学んだ。講師を務めた防災トイレアドバイザーは「携帯トイレを備えておけば難病の患者さんの不安が少しでも和らぐと思う。トイレはどんな人にも重要な問題なので、ぜひ携帯トイレを身近に感じてもらいたい」と話した。【2月8日 NHKニュースより】
-
【技術・仕組】いわきで新システム防災訓練 オンライン相談や避難所の混雑確認/福島
福島県いわき市は23日、同市平の平窪公園周辺などで地震や津波の発生を想定した総合防災訓練を行った。オンライン相談機能を装備した車両や避難所の混雑具合を地図上で確認できるシステムなどを初めて運用した訓練で、市職員らが災害発生時の対応を確認した。新たな機材やシステムを活用した情報共有と発信の技能を向上させようと、福島県沖で震度5弱の地震が起きて津波警報が発表された、との想定で訓練。いわき市と連携協定を結んでいる民間企業が手掛けた車両や、システムを構築した企業民間の開発した混雑検知システムをそれぞれ活用して行われた。【1月24日 福島民友新聞より】
▼いわき市 【防災訓練メール】令和2年度第2回いわき市総合防災訓練【地震・津波編】(2021年01月23日 08時31分)
http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1611358333590/index.html -
【防災施策】災害やクラスターに備え、福知山市が三和にサテライトオフィス/京都
京都府福知山市は、市役所本庁舎内でのクラスター(小規模集団感染)発生、災害などの有事に備え、行政機能のリスク分散のため、遠隔地で本庁舎に関する業務ができる通信環境を整備する「サテライトオフィス」を、三和町千束の三和支所に設置した。福知山市が進めるテレワーク環境づくりのなかで、個人情報など職員の個人宅で扱うことが適切ではない業務の取り扱いが課題に上がったため、市が管理する場所で安全性が担保されるサテライトオフィスを設けることとなった。利用頻度がそれほどなく、浸水の危険性が低いことから、三和支所2階研修室が選ばれた。【1月24日 両丹日日新聞より】
-
【地域防災】<阪神大震災26年>防災ラジオ もしもに備え/鳥取
鳥取市が昨年4月から販売を始めた「防災ラジオ」が人気となっている。緊急時に自動で起動し、大音量で災害情報を伝える仕組み。当初予定の2000台はすぐに売り切れ、追加の補正予算で1万6500台分を確保した。市は「災害に備えるため、ぜひ購入を」と呼びかけている。コミュニティーFM局の「FM鳥取」が昨年4月、聴取可能区域を旧市内などから市南部と西部に広げたのに合わせ、市が販売を企画した。阪神大震災(1995年1月17日)の当時、被災地にはコミュニティーFM局がほとんどなく、避難などのきめ細かな地元情報を伝えることができなかった。この反省をもとに兵庫県西宮市、尼崎市などの被災地に次々と同FM局が開設され、今も重要な災害情報の伝達手段となっている。【1月18日 読売新聞より】
▼鳥取市 「鳥取市防災ラジオ」について
https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1584489172836/index.html -
【普及啓発】防災記事をプリント 土産袋3000枚を配布 県内6カ所/兵庫
神戸新聞社は防災に関する記事をプリントした土産袋3000枚を作り、JR三ノ宮駅など兵庫県内6カ所で配った。神戸新聞社、福島民報社、熊本日日新聞社による共同事業。県外からの旅行客向けに昨年3月11日、3社が一斉に配布する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で延期になり、再企画。阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震が起きた日に合わせてそれぞれが配布することとした。【1月18日 神戸新聞より】
▼宣伝会議 阪神・淡路大震災から26年、神戸新聞・福島民報・熊本日日新聞が共同プロジェクト
https://www.advertimes.com/20210118/article335378/ -
【普及啓発】おうちで楽しく防災学ぶ オンラインイベント注目/大阪
ユニークな“あそび”を創出してきた「IKUSA」(大阪事務所・大阪市淀川区)が、新型コロナウイルス禍の長期化を見据えて新開発したサービス「おうち防災運動会」が注目を集めている。オンラインで、みんなで防災を体験できる新しい防災イベントで、ビデオ通話ツールを使ったさまざまな競技を通して楽しく学ぶことができる。同社は「オンラインだからこそできるイベントを探している」「多拠点でのチームビルディングを行いたい」「運動会をしたいけれど、集まることができない」「社員や社員の家族の防災意識を高めたい」といったニーズに応え、防災を日々の常識に変えるサポートを行う。赤坂大樹代表は「“家にいるからこそ学べる防災”をテーマに、オンラインで防災を楽しく体験できる防災イベント、チームビルディングとして開発した。どんな状況で被災するか分からない災害時に、自らを守ってくれるのは自身の知恵や経験。少しでも防災を考えるきっかけを作ってもらえれば」と話している。【1月17日大阪日日新聞より】
▼IKUSA おうち防災運動会
https://ikusa.jp/service/ochi-bosai-undokai/ -
【防災施策】今夏から「線状降水帯注意報」発表へ 洋上の水蒸気観測 気象庁
気象庁は豪雨災害の原因となる「線状降水帯」が発生しつつある場合、今年の梅雨期をめどに「線状降水帯注意情報(仮称)」の発表を始める。局地的な豪雨をもたらす線状降水帯は発生予測が難しく、当面は発生しつつある段階での情報提供になるが、早めの警戒を呼び掛け被害軽減につなげてもらう。2022年の予測情報提供を目指し、海上保安庁と連携し、九州西方の海上で線状降水帯の原因となる水蒸気量の観測に取り組む。気象庁によると、注意情報は、雨量分布や降雨量などの観測記録を速やかに分析し、線状降水帯が発生しつつある早い段階で発表できるようにする。ホームページなどで「○○地方では線状降水帯が発生しつつあります」などと注意喚起することを検討している。【1月4日 西日本新聞より】
-
【普及啓発】ハザードマップ、スマホ版で見やすく 熊本市、4月から運用
熊本県熊本市は2日、洪水や土砂崩れなどの災害リスクをインターネット上で確認できる「統合型ハザードマップ」について、スマートフォンでも閲覧しやすい「スマホ版」の運用を4月に始めると明らかにした。豪雨災害が頻発・激甚化する中、ハザードマップを手軽に見られる環境を整え、市民の防災意識を高める狙い。市は昨年4月から、市のホームページで統合型ハザードマップを公開。洪水、高潮、津波の浸水予測範囲や土砂災害の危険箇所、避難所など約20項目から必要な情報を選ぶと、一つの地図上で自由に重ねて表示させることができる。ただ、現在はパソコンでの閲覧を想定しているため、スマホでは画面上の情報が切り替わる動きが遅く、文字も小さい。スマホ版はこうした点を改善し、2月に試験導入する。また、スマホ版では使いやすさも向上させ、トップ画面には「洪水」「高潮」「津波」「土砂災害」の4項目だけをシンプルに並べる。スマホの衛星利用測位システム(GPS)機能を活用。自分のいる場所を地図上に示し、災害リスクを素早く確認できるようにする。利用者には、市のホームページや公式ライン、市政だよりに掲載するQRコードから、アクセスしてもらう考え。【1月3日 熊本日日新聞より】
▼熊本市総合型ハザードマップ
http://www.hazard1.kumamoto-city.jp/ -
【普及啓発】災害弱者と手携えて 男鹿出身・鍵屋さん監修の防災マニュアル発行/秋田
秋田県男鹿市出身で跡見学園女子大教授の鍵屋一さんが監修した冊子「一緒に助かるために 高齢者・障がい者等と支援者のための防災マニュアル」が、東京法令出版から発行された。要支援者本人のほか、家族、地域住民、福祉関係者を想定し、日頃の準備や被災時の行動、避難生活のポイントを解説している。昨年の7月豪雨では福岡、熊本、大分3県の犠牲者の9割弱を65歳以上の高齢者が占めた。一方で過去の災害で高齢者や障害者の避難を支援したのは家族や住民、福祉関係者だった。鍵屋さんの専門は防災。「被災時にみんなが助かるには、手助けが必要な人も、支援をする人も普段から対策を考えておくことが重要だ。要支援者の避難行動を決めておく個別計画の作成にも、マニュアルを活用してほしい」と話す。【1月4日 河北新報より】
▼東京法令出版 -高齢者・障がい者等と支援者のための防災マニュアル-
https://www.tokyo-horei.co.jp/shop/goods/index.php?13664 -
【企業・BCP】災害備え独自に防災用品を備蓄 老人ホーム運営の群馬郵便逓送/群馬
2019年10月の台風19号による各地での被害や、昨年7月の九州豪雨で熊本県の特別養護老人ホームの利用者が浸水によって死亡したことを受け、群馬県太田市で有料老人ホームなどを運営する群馬郵便逓送は独自に防災用品の備蓄を進め、万が一に備えている。同社が運営する住宅型有料老人ホーム「ふる里 ひだまり」は渡良瀬川から約1.5キロの距離にあり、市が19年に作成したハザードマップでは0.5~3メートルの浸水区域に区分されている。高齢者や障害者向けの福祉避難所では、福祉施設利用者を想定した数の備蓄が用意されていないのが実情。利用者によって必要な医療器具や備品があるため、市はそれぞれの施設で用意するよう呼び掛けている。これを受け、同社は約600万円を投じて発電機や照明器具、寝たきりの人のためのキャンプ用マットレス、車いす利用者に合わせた高さの机を用意。介護用おむつ、新型コロナウイルス対策グッズも最大4カ月分を備蓄した。【1月4日 上毛新聞より】
-
【地域防災】移動式ガソリン給油機を初導入/和歌山
南海トラフの巨大地震など大規模な災害が発生した際にガソリンスタンドが使えなくなることを想定して、和歌山県は全国の都道府県としては初めて移動式の給油機を導入し、21日、納入式が行われた。この給油機は、タンクローリーと直接、ホースで連結させることで中にあるガソリンを車に給油することができるもので、自由に移動させてどこにでも臨時の給油所を設置することができる。県は、南海トラフの巨大地震による津波で沿岸地域のガソリンスタンドが使えなくなることを想定し、今年度、国の補助事業を活用して串本町や那智勝浦町など5か所に導入した。導入した給油機は災害の発生時には救急車や消防車など緊急車両を対象に給油を行う計画。【12月21日 NHKニュースより】
▼記者発表資料/和歌山県
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/press_animation/press_animation_backn_d/fil/021118_1.pdf -
【企業・BCP】横浜ゴムがタイヤなど寄贈 日本カーシェアリング協会へ
横浜ゴムは12月11日、東日本大震災の被災者支援の一環として、乗用車用タイヤ4本とホイール8本を日本カーシェアリング協会に寄贈したと発表した。寄贈タイヤは11月18日~20日に宮城県石巻市にある石巻専修大学で開催された「2020年秋の学生整備プロジェクト」において被災者に寄贈する車両へ装着された。日本カーシェアリング協会は2011年4月から仮設住宅入居者や在宅避難者を対象にカーシェアリングをサポートし、仮設住宅や復興住宅などでの非営利のカーシェアリング、生活困窮者や非営利組織への車両貸し出し、地域振興のための車両貸し出しを行っている。また、自然災害によって車を失ってしまった人たちへ車を一定期間無料で貸し出す生活再建支援も行っている。同社は、同協会の活動に賛同し、東日本大震災で被災され、今も生活に不自由を強いられている人たちや支援団体に乗用車用タイヤを寄贈する活動を2015年から行っている。【12月14日 ゴムタイムスより】
▼横浜ゴム ニュースリリース
https://www.y-yokohama.com/release/?id=3494&lang=ja -
【施設・機関】8県の災害住宅、全計画分は完成 2万9654戸、大震災10年で
岩手県は7日、盛岡市で整備されていた東日本大震災の被災者向け災害公営住宅「県営南青山アパート」(99戸)が完成したと発表した。これにより、東京電力福島第1原発事故の被災地に帰還する人たちなどに向けて順次整備していく住宅を除き、岩手、宮城、福島など8県で計画されていた2万9654戸全ての整備が完了した。内訳は岩手5833戸、宮城1万5823戸、福島7574戸、茨城274戸など。宮城県は昨年3月に完了した。用地確保の難航などで時間がかかり、震災10年目でようやく一区切りを迎えた。福島県ではこのほか、帰還者向けの災害公営住宅が整備されている。【12月7日 中日新聞より】
▼▼災害復興公営住宅建設地とは
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/337803.pdf -
【地域防災】門川消防団にバイク隊 機動性生かし災害救援へ/宮崎
門川町消防団に「消防バイク隊」が発足した。町が配備した250ccオフロードバイク5台を使い、バイクならではの機動性を生かし、災害時、悪路を走って被災状況を把握したり、行方不明者を捜したりする。町消防団は4月、バイク隊を含む新たな機能別の活動に関する要綱を施行。これによりバイク隊や、大規模災害時に避難所の運営支援や資機材を使った復旧作業を担う大規模災害団員が配置されることになった。所属するのはバイク隊が元消防職員ら20人、大規模災害団員はバイク隊員兼務の8人を含む25人。町によると、県内の消防団でバイク隊が発足されるのはえびの市、日向市に続き3か所目。【9月28日 読売新聞より】