まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

とよしま亮介

2016年11月22日

とよしま亮介 (とよしまりょうすけ)

(特)すぎとSOHOクラブ、(特)NPO埼玉ネット、杉戸町・富岡町・ 川内村地域間共助推進協議会、他

主な活動地域:

埼玉県 全域

生年月日:1975年11月14日
出身地:埼玉県
最近の防災・減災活動:
 協働型災害訓練in杉戸(http://kunren.wixsite.com/sugito
 地域キーマン47(https://www.facebook.com/TKeyMan47
 SANKEIEXPRESS
http://www.sankeibiz.jp/express/news/141205/exg1412051650003-n1.htm

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

2007年、私たちに身近な「川」をテーマに自治体の枠を越えたつながり(文部科学省「学びあい、支えあい」地域活性化推進事業)の中で、旧山古志村や見附市の中越地震被災地の方々とお会いしたのがきっかけでした。
地域間交流を行う中で、震災当時から復興に至るまでの経緯を伺ったり、旧山古志村の現状を何度も見学していく中で、被災地の方からこの経験を活かしたいとの申し出があり、民間防災協定の締結を目指す活動が始まりました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

中越地震被災地の方々と交流する中で「日頃からの備え」の大切さを学び、活動していた時に東日本大震災が発災しました。私たちが最初にしたことは、友好都市への炊き出し。中越地震から学んだ「72時間の初動」を念頭に、1000食分の食料を持って福島県の川内村小学校に炊き出しに駆けつけることができました。その後、私たちの地元行政も動き出し、同村へ大型バス8台を派遣、約200名の方々を首都圏へ避難させることができました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

私たちは東日本大震災の経験と教訓を来るべき大規模災害に活かすため、毎年「協働型災害訓練in杉戸」を開催しています。年に一度でもこの場所で顔を合わせ、時間と想いを共有し、「普段づきあい」のできる「顔見知り」になることが大切だと思います。災害が起きた時にテレビや新聞を見て「ああ、大変そうだな」と何処か他人事として捉えるのではなく、「大変だ!あの人どうしただろう?」と自分にとって身近なこととして捉えることこそが、何にも代えがたい力を発揮し、手を差し伸べる力になるのだと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

発災直後の「初動」はその後の運命を決めるものだと思います。そんな中で、東日本大震災の際も活躍した「(特)市民航空災害支援センター」さんは、民間ヘリコプターを活用して、発災直後の正確な状況把握のための情報収集や緊急輸送などに特化した素晴らしい取り組みをされていると思います。行政機能が一時的に停止した中で、動き回れるのはまさに民間。そんな民間団体の代表格だと思います。私たちの「協働型災害訓練in杉戸」の中でもヘリの離着陸訓練を実施してくださいました。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

これまでに、中越地震・阪神淡路大震災・東日本大震災などで活躍してきた多くの方々と出会うことができました。皆さん「誰かの役に立ちたい」と思うだけではなく、実際に行動し活躍している方ばかりです。この不断の努力こそが「誰かの命を助ける」事に繋がるのだと思います。まさに、直木賞作家の天童荒太さんが私たちの活動を記事にしてくださった際におしゃってくださった「つながることは備えること」だと思います。