まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

三村英子(みむら・えいこ)

2015年9月4日

三村英子(みむら・えいこ)

市民活動ボランティアグループ
「女性の視点でつくるかわさき防災プロジェクト」代表

生年月日:1968年7月11日
出身地:兵庫県神戸市兵庫区
最近の防災・減災活動:
川崎市男女共同参画センター(愛称:すくらむ21)を活動拠点として、女性の視点からの(1)防災に関する調査研・情報発信 (2)防災講座の企画・実施 (3)地域などへの出前による防災・減災普及活動を行っています。
防災講座については一から自分たちで企画し、これまでに「大震災!トイレが流せない、その時あなたは?」「大震災!避難所に人が殺到、その時あなたは?」等など市民向け防災講座を実施、また「災害に備えるトイレ対策編」小冊子も発行しました。
Facebook:「女性の視点でつくるかわさき防災プロジェクト」
https://www.facebook.com/womenbousai21

すくらむ21HP:http://www.scrum21.or.jp/?p=5975

・地域防災にはまったきっかけは?

2012年に川崎市男女共同参画センターでの防災冊子作製プロジェクトに市民公募したのが今の活動のきっかけです。私自身、20年前の阪神淡路大震災で自宅が全壊、母が亡くなるという体験をし、その時に本当に沢山の方にお世話になりました。その恩返しではないですが、今住んでいる川崎で何か防災・減災活動をしたいと強く思い、現在に至ります。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

これからの地域防災は、「モノの備え」から「心の備え」の発信が大切だと感じています。災害時は予想をはるかに超える事象が発生する可能性が高く、そうなると「想像する力」「判断する力」が必要になるのではないかと思います。私たちの活動のモットーは、ありふれた防災関連書籍に書いてあるような事ではなく、日頃の生活の知恵や工夫が大災害時に役立つこと、そして男女という性差によるニーズの違いがあるという事を発信していくことです。地域の防災訓練で災害時のトイレについて出前講座に伺う事がありますが、参加者はお仕事を引退されたシニア世代の男性の方が多く、その方々が主導で、女性は炊き出し係りなどステレオタイプな防災訓練一色であることに違和感を持ちました。日頃の生活を支えている主婦目線、女性の視点が特に長期にわたる避難生活時には役立つことがあると思っています。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

都会ならではのご近所づきあいの希薄なことが、いざという時にどれだけ互いに助け合うことができるのか、また、川崎市は高層マンションが近年多くなり、自宅での長期避難生活などが想定されます。そんな都会における防災・減災についての取り組みや情報発信が必要だと感じています。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

被災地にも行き、女性の視点からの防災についてのご関心も非常に高い、川崎アゼリア株式会社 古尾谷 敏江さんを紹介します。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

防災というキーワードで同じような思いを持ち活動している方々とのつながりを持てることは素人集団の私たちにとってはとても心強いです。ぜひ、今後も情報発信し続けて頂きたいと思います。