まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

中川和之(なかがわ・かずゆき)

時事通信社解説委員、静岡大学防災総合センター客員教授

生年月日: 1956年1月生まれ
出身地: 岐阜県大垣市生まれ、兵庫県芦屋市育ち、横浜市在住、震災後の山形支局勤務でチーム東北の一員を自認
最近の地域防災・減災活動: 消防庁編集の市町村長対象の危機管理研修資料作成をお手伝い。首長さんたちに「覚悟」を求めています。マンションの防災訓練に出られないのが残念。

・地域防災にはまったきっかけは?

1995年1月の地震で、郷里の姿が一変してしまった状況を見て、ただの記者で居られなくなりました。あっちこっちに首を出してお手伝いをしていくうちに、いろんな係のお仕事を言いつけられ、どんどんはまって(はめられて)いきました。


 ・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

あきらめないことです。そして「この世の中を、君が受け継いだ時より、少しでもよくするように努力し、あとの人に残す」こと。それは、地域防災・減災の大切さを、知ってしまった、気付いてしまった人の務めです。必ず、少しずつ、ネットワークは広がっていきます。


 ・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

すべての社会課題は、みんなが当事者であるはずなのに、「誰かがうまく片付けてくれる」と思っている人が、まだまだ多いのが実態です。「餅は餅屋」で役割分担はしていますが、全部お任せ、ではうまくいきません。私たちが、どんな社会で生活をしているのか、少しでも関心を持ちましょう。口を開けていたらご飯を食べさせてくれるような社会は、幸せな生活ではないはずです。どんなことであっても、当事者として取り組めば、地域防災・減災の活動に必ずつながります。


 ・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

元釜石市消防防災課長として防災教育で子どもたちの命を守った、現ボーイスカウト岩手県連盟理事長の末永正志さんを紹介します。文部科学省の防災教育支援事業で知り合った時には、その3年後にあのような地震に向き合うことになるとは思ってもみませんでした。「そなえよつねに」のスカウト活動の先達でもあります。


 ・TEAM防災ジャパンへの想いをお願いいたします。

地域防災・減災の活動は、人や社会の「すべて」に関わることです。その分、いろんな社会の事情を知っていることが大事です。さまざまにある困難な事情を知り合うことは、互いの絆を強くします。そして、それぞれの困難な事情の中でも、最善を尽くそうとする姿を知ると、勇気付けられます。そして、社会を信じることが出来るようになります。「あなた任せ」でいる周りの人たちに、気付きを提供しましょう!