まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

亀田博之(かめだ・ひろゆき)

亀田博之(かめだ・ひろゆき)

サノフィ株式会社
フェニックス救援隊オープンジャパン(OJ)、ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)、ほやほや学会

出身地:東京都
最近の防災・減災活動:
・2017年 九州北部豪雨災害ボランティア支援(OJ)
・2018年 西日本豪雨災害ボランティア支援(OJ)・(PBV)
北海道胆振東部地震災害ボランティア支援(OJ)
・その他、継続的な東日本大震災被災地沿岸の漁業支援、ほやほや学会などを通じ、被災地の美味しい商品を広める活動、震災によって過疎地となった地域の祭り支援など
過去の活動はこちら

・防災に取り組み始めたきっかけは?

阪神・淡路大震災の時に関西におり、被災地から車で1時間程度で行ける距離でしたが、「素人が行ったら被災者の食糧を奪うことになる」「渋滞で迷惑を掛けるだけ」等の反対意見が多く、お手伝いに行けませんでした。時は流れて東日本大震災の時には東京におり、会社がバスを出す、ということで情報収集を始めることになり、当時はPBVしか説明会を実施しておらず、会社メンバーを連れていくためには情報が多い石巻へ、と向かいました。実際行ってみて現場で活動すると、バス1台のボランティアツアーを1回運営しただけではどうしようもない状況であったことから、PBVと連携し、会社メンバーを一人でも多く被災地に行って活動するという目的でコーディネータ役となりました。参加者が欠ければ私が行くということを繰り返し、現場ボランティアと言えば私、とまで言われるようになりました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

石巻でのPBVのボランティア活動は、ビジネスのヒントが詰まっていました。例えば、リスクマネジメント、チームビルディング、リーダーシップ、ゴールの共有、タイムマネジメント、優先順位付け等、ビジネスの現場でも必要なスキルが求められていました。それを社内に提案することで、東日本大震災での継続したボランティアを行うことができました。ただ、金の切れ目が縁の切れ目、予算が付かなくなると会社からは熊本地震のボランティア派遣を最後に断念せざるを得ないことに。でも個人での活動は継続しています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

被災地支援で現場活動に入る時は、地元の方々とのコミュニケーションをできるだけ取るよう心がけています。そのコミュニケーションを重ねることで、どこでも起こりうる災害やそれによる悲劇というものが見えてきます。しかし、日が経ち報道が減るとボランティア含め現場を訪れる方が減り、このような「つながり」を作る機会が減っていきます。私の現在の活動は、一人でも多くそのような現場に行っていただきたく、付き合いのある漁師さんを通じて東日本大震災被災地沿岸の漁業支援に連れていく機会を作っています。体験型のお手伝いを通じて過疎地の一次産業を知り、採れたての美味しいものをいただくことで、都会の方と地域の方のコミュニケーションのきっかけづくりを行っています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

PBVは東日本大震災の1か月後くらいから石巻ボランティアの説明会を実施していました。その説明会で得た情報を会社にフィードバックし、会社でボランティアバスを出すことができ、PBVと会社がコラボレーションするきっかけとなりました。私の今の活動の原点になります。また、OJに加わることにより、重機やチェーンソーなどの使い方も学び、人手では太刀打ちできない現場でも活動できるようになり、活動の幅が広がりました。また、放射能の風評被害で捨てられることになった三陸の名産「ほや」を何とかしようと、ほやほや学会の活動を通じて、体験型のお手伝いにも厚みが増してきています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

個人として感じているのが、メディアやネットによる風評被害、そして時とともに報道が減ることによる風化。それを防ぐのがTEAM防災ジャパンのような情報発信だと思います。引き続き適正でタイムリーな情報発信に期待しています。


過去の主な活動:

・2011年 東日本大震災ボランティア支援(会社ならびにPBV)、熊野川豪雨災害ボランティア支援(PBV)
・2012年 北部九州豪雨災害ボランティア支援(PBV)、石巻魅力発信プロジェクト(PBV x サノフィ)
・2013年 西伊豆豪雨災害/伊豆大島豪雨災害/山口県豪雨災害/滋賀県豪雨災害ボランティア支援(PBV)、越谷市竜巻災害ボランティア支援(個人)
・2014年 甲府市豪雪雪かきボランティア支援(個人)、小山町豪雪雪かき/広島市豪雨災害/南陽市豪雨災害ボランティア支援(PBV)
・2015年 常総市豪雨災害ボランティア支援(PBV)
・2016年 熊本地震災害ボランティア支援(PBV)、岩泉町豪雨災害ボランティア支援(OJ)
・2017年 九州北部豪雨災害ボランティア支援(OJ)
・2018年 西日本豪雨災害ボランティア支援(OJ)・(PBV)、北海道胆振東部地震災害ボランティア支援(OJ)

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