運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

リレー寄稿

地域防災の担い手をご紹介

寄稿者様への御連絡は、各御所属先へお問い合わせください。

佐々木香(ささきかおり)

函館市女性会議・会長

主な活動地域
北海道 函館市
最近の防災・減災活動

出身地や活動地域:函館市
最近の防災・減災活動:2017〜2019年度 函館市市民協働モデル事業「災害を乗り越える知恵と力をつける女性防災講座」として講演会とワークショップを主催
2019年7月27日(日) はこだてエコフェスタにて、「エコで防災!LEDランタンづくり」のワークショップを主催
2020年8月29日(土) はこだて国際科学祭にて「防災×健康イベント」として初めてオンライン講演会を主催
2020年9月5日(土) 函館市女性センター主催事業『自然災害に備える「女性目線の災害対策」講座』にて、講師を務める。

防災を取り組み始めたきっかけは?

元々、防災には全く興味関心がありませんでしたし、必要だと感じたこともありませんでした。 しかし、平成24年4月に函館市女性会議の会長就任から間もなく、北海道女性団体連絡協議会主催の「防災学習会」で浅野幸子さんの講演会を初めて聞いた時の衝撃を、今でも忘れる事ができません。浅野さんとの出会いで、私の人生は大きく変わりました。 男女共同参画の視点で防災を伝える事が、今では私のライフワークとなりました。

ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

昨年の『はこだて国際科学祭2020』で、初めてオンライン講演会を開催し、全国各地からご参加頂きました。開催数日後、九州から参加された方から「講演会の中で、講師のあんどうりすさんが、台風は、予め命を守る対策を講じる余裕があるとお話されていたので、夫と相談し、台風上陸前に安全な場所に避難する事にしました。」とメールが来ました。 遠く離れた地域の方にもしっかりと情報が伝わった事を知り、とても嬉しかったです。

防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

会長になってからの10年間、ずっと男女共同参画の視点で防災を伝え続けています。お陰様で、少しずつですが、活動が認知されはじめ、ネットワークが繋がり始めています。「つながり」を作るには、とてもとても時間がかかります。とにかく、コツコツと地道に時間をかけて築き上げていかなければならないと感じます。しかし、担当者が変わると初めからやり直さなければなりません。そこが1番の課題ではないかと思います。

TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

いつ、どこで、どんな災害が起こるのか、予測できない中、もしも函館市に災害が発生してしまった時には、全力で応援してください。そして、ありとあらゆる支援をお願い致します。
関連タグ
ジェンダー
その他
まちづくり
まちづくり・建築関係
防災教育