まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

佐藤翔輔(さとう・しょうすけ)

東北大学災害科学国際研究所

※写真提供:公益財団法人みらいサポート石巻

生年月:1982年4月
出身地:新潟県
最近の防災・減災活動:https://sites.google.com/site/dcrcssato/

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

高専4年生(大学1年生に相当)のとき、研究室配属の時期になり、指導教員(塩野計司元教授)のお人柄に惹かれて防災に関する研究室に入ったのが最初のきっかけです。配属されてからは、あきっぽい自分の性格でも興味・関心が持続したことと、その後に7.13新潟水害(アルバイト先が流出)と中越地震(自宅が避難指示)を体験したことも、「踏み込み」が深くなったきっかけです。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

大学院を修了して、はじめての就職先が東北だったことです。もともと現在の大学にお世話になることが決まっていて、4月から新生活スタート、というときに3月11日の大地震・大津波。指導教員(林春男先生)のお取り計らいで、その日の夜のうち東北に向けて車で移動しました。ですので、2011年3月12日からこちらでお世話になり。それ以来、多事多端・きりきり舞いの日々になります。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

話しがそれて恐縮ですが、防災「研究」においても「つながり」が課題です。災害は、多面的で複雑な現象ですので、「ひとつの学問」で、現象を解明したり、問題を解決することが難しく、「異分野融合」という「つながり」で研究に挑む必要がある場合があります。個性の固まりである(!?)研究者は(も)、こういった連携はあまり得意ではありません。そんな中で悩みながら、「異分野融合」でしか解決できない研究課題に取り組むことを意識しています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

いま、東北でお世話になっているすべての方々(被災を経験された方々、行政、NPO、大学関係者)とつながれて本当に感謝しています。防災の研究は、実学だと言われていますが「使われてなんぼ」だと思います。現場にある「問題」を気づかせてくれたり、現場で一緒に悩み、ときには叱咤いただけるみなさんなくしては、研究をつづけることはできません。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

Facebookでの投稿を興味深く拝見しています。自分がフォローできていない社会の出来事があったり、「こういう人がいるんだー」と新しく知る方々が沢山いらっしゃいます。ぜひ、今後も活動を継続していただきたいです。