まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

倉田和己(くらた・かずみ)

倉田和己(くらた・かずみ)

名古屋大学減災連携研究センター

生年月日:1981年6月3日
出身地:三重県鈴鹿市
最近の防災・減災活動:
まちづくり情報システムISM
地域危険度可視化アプリ
へきなん防災学習キット InOSSy

・防災に取り組み始めたきっかけは?

大学生3年生の時、建築の授業で複数の先生から、地震被害と耐震技術の関係性についてご講義頂きました。それまで漠然と「世の中の役に立つ技術を学びたい」と考えていましたが、これほど重要な社会課題について知らなかった事を恥ずかしく思い、同時に、自分には何ができるだろうかと考えるきっかけになりました。卒業後いったん民間企業に勤めたのち、現在は再び大学の立場から防災に関わっています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

名古屋大学には、地域の学び・備え・対応の拠点である減災館があります。私はその建設から運営まで関わらせていただいており、多くの関係者の想いを取りまとめることの大変さについて学ぶところが大きいです。また減災館には沢山のコンテンツがありますが、多くの方に利用され発展していったコンテンツには、必ず継続的に支援してくださる「地元の」「縁の下の力持ち」がいらっしゃいます。まさに地域防災の縮図を垣間見たように感じています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

情報通信技術の発達、それからもちろん関係各位のご努力により、「地域を超えたつながり」については随分と改善されてきたのではないでしょうか。片や、「世代を超えたつながり」や「分野を超えたつながり」については、未だ十分とは言えないように感じます。また、世代間・分野間をつなぐ「ハブ役」の人間が足りておらず、一部の方に負荷が集中しているのも課題だと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

現在、私が活動する名古屋大学減災連携研究センターでは、中部地域の自治体や企業から多くの「現場」担当者が研究員として参画されています。それらの方々と繋がれたことにより、私は研究のフィールドを与えていただきました。市民啓発から事業継続、果ては災害対策本部まで、いろいろな「現場」から生の声をいただくことで、社会課題を認識し、その解決へ向けた取り組みを進めています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

TEAM防災ジャパンサイトのような情報が永くアーカイブされることにより、世代を超えて「偉人たちの想い」が繋がっていくことを期待します。大げさかもしれませんが、50年後、100年後に改めて評価されるような取り組みを、今から続けていくためのものだと思っています。私も微力ながらお力添えしたく存じます。

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