まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

前田敏康(まえだ・としやす)

「5日で5000枚の約束。」プロジェクト実行委員会 事務局長・発起人

生年月日:1970年11月19日
出身地:兵庫県三木市
最近の防災・減災活動:
・全国のメンバーで新しい畳をお届けする
  2014年11月 長野県北部地震 40枚
  2015年 5月 口永良部島・新岳噴火(屋久島の避難所) 140枚
  2015年 9月 関東・東北豪雨災害 200枚
  2016年 4月 熊本大震災 6,200枚
  2016年 9月 平成28年台風10号災害 100枚
・防災協定締結132自治体(2017年5月現在)
・各地にて防災訓練・イベント多数参加

・防災に取り組み始めたきっかけは?

東日本大震災で避難所となった体育館。その冷たい床の上で避難生活をされている姿をテレビの映像で見て、畳店としてなんとかしたいと思ったが、動けなかったです。その理由は「かえって迷惑になるかもしれない。」「ひとりでやったところで。」「そもそもどこに連絡をすればいいのかわからない。」など、前もっての準備ができていなかったから、それらをいざという時に備えてクリアにしていこうと思いました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

「支援する側」も「支援を受ける側」も地域の畳店の存在が、大きなチカラになっていることです。災害が起これば、体育館があっという間に避難所になります。そんな状況で被災された方が本当に必要なもの・タイミングは、被災者である地元の人にしかわかりません。
私達のプロジェクトメンバーは全国にいます。いざという時には、本当に必要なものやタイミングを知ることができます。大きな災害時には、お届けした畳の移設など避難所のステージにあわせた活動もできます。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

「送るだけ」の活動になってはいけないと常々思っています。被災地で余ったり、廃棄の手間を増やしたり、そんなことがあってはいけない。私達の活動では、被災地(近隣)の畳店が、避難所をまわります。単純な面積や避難人数からではわからない「枚数」を、畳店の見地で判断し(被災自治体の承認をもらい)、全国のメンバーに声をかけ、新しい畳を受取ります。この関係をさらに強化していきたいと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

いざという時に、よりスムーズに活動できるよう、全国で約130の自治体に防災協定を締結していただいています。これからは全国各地のプロジェクトメンバーが、各地域の企業・団体様とも繋がり、連携を図っていければと思います。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

これまでの枠組みを超えた防災・支援のカタチを模索できる場となっていただければと思います。