まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

加藤孝明(かとう・たかあき)【ぼうさいこくたい編】

加藤孝明(かとう・たかあき)【ぼうさいこくたい編】

東京大学生産技術研究所 准教授

出身地:愛知県
最近の防災・減災活動:
・伊豆市“海と共に生きる”観光防災まちづくり“-津波防災地域づくり推進協議会会長(2016~現在)
・気候変動をふまえた大規模水害に備える街づくり活動-葛飾区新小岩北地区-(2004~~現在)
・茅ヶ崎市「防災“も”まちづくりワークショップ」支援(2008~現在)
・内閣府「ジェンダーと防災に関する有識者懇談」(2017)
・文部科学省「地域防災対策支援研究プロジェクト」(2013~2017)

・「ぼうさいこくたい」の開催に向けて、伝えたいこと、知ってもらいたいことについてご紹介ください。

東日本大震災から6年半が経過し、防災の取り組みも次のギアにいれるときに入ったような気がします。次の時代にむけて持続性の高い息の長い、ある意味、落ち着いた取り組みが必要だと感じています。
しかも今の人口減社会、財政難、余力のない時代の中で、これを進めていく必要があります。
こうした時代の下では、大きく2つの方向性が必要だと考えています。
第一は、「市民一人一人の力の最大化」です。まさに「ぼうさいこくたい」は、この方向性を推進する国民的イベントとしてとらえています。日本社会に定着することを期待しています。多くの方が参加し、それぞれ何かを持ち帰って地域社会で次の展開を図っていただきたいと願っています。
もう一つは、「施策の多目的化」です。私自身は、常々、「防災【も】まちづくり」を提唱しています。反対語は、「防災【だけ】」です。いろいろな地域課題がある中で、防災だけではなく、他の目的も抱き合わせて防災に取り組んでいくことが結果的には、備えの充実につながると考えています。行政施策、地域社会の取り組み、いずれもこの方向感ですすめていくべきだと思います。
「ぼうさいこくたい」では、3つのセッションに参加する機会をいただいています。「あの時地域防災計画があれば…」、「地域はもっと強くなれる~多様な主体による防災の現場~」、「クロージング・セッション」です。「ぼうさい」として取り組むべきテーマは、ますます多様化しています。私自身も蛸つぼ的にならず、現場の実態をふまえて皆さんとともに成長していきたいと思っています。
これからの地域の取り組みが地域の常識になり、そして地域の豊かな文化につながることを目標としたいと思います。

▼過去のリレー寄稿はこちら
https://bosaijapan.jp/people/加藤孝明(かとう・たかあき)/

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