まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

古橋大地(ふるはし・たいち)

古橋大地(ふるはし・たいち)

クライシスマッパーズ・ジャパン 代表 (http://crisismappers.jp
世界防災減災ハックフェス Race for Resilience 代表 (http://raceforresilience.org/
青山学院大学 地球社会共生学部 教授 (http://www.gsc.aoyama.ac.jp/
HOT - Humanitarian OpenStreetMap Team メンバー(http://hotosm.org/
株式会社マップコンシェルジュ代表取締役 (http://www.mapconcierge.com/

生年月日:1975年3月29日
出身地:東京都
最近の防災・減災活動:
世界銀行と共に世界防災減災ハックフェス「Race for Resilience / Code for Resilience」運営、国連世界防災会議及びアジア各国での Asia Resilience Forum 運営、2015年からはドローンを用いた社会課題解決型競技会「Drone Impact Challenge」の運営など、イベントを通した地図に関わる防災・減災の取り組みを継続的に行っている。

【加盟団体】オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン、ITx災害、OpenRelief 等
【連携団体】CODE FOR JAPAN、HACK FOR JAPAN、Drone Impact Challenge、世界銀行、各国赤十字 等
災害時に必要とされる、詳細で正確な地図情報をいかに迅速に提供できるのか?という問に技術で応えるため、GPS、ドローン、パノラマといった最新の技術を取り入れたクライシスマッピングを日本全国の学生と取り組んでいます。
http://crisismappers.jp

・地域防災、減災にはまったきっかけは?

2010年のハイチ震災で、現地に行くことなくオンラインで現地支援が可能なクライシスマッピングを体験し、その可能性を感じました。以降、世界各地で大きな災害が起きる度に、クライシスマッピング活動に参加し、そのノウハウ共有、また日本での活動コミュニティを広げていく段階で2011年の東日本大震災を経験。仲間と sinsai.info を立ち上げ、その後多くの震災ボランティアや地域コミュニティとの輪が広がっていきました。現在は地域防災と海外を「地図」を使ってどう繋げるか、日々考えています。


・地域防災、減災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

多くの人とつながることです。とくに災害弱者と呼ばれる、性別、年齢、国籍、障害の面でマイノリティな方々と、普段からコミュニケーションすることで、一人では気づかなかった新しい見方、社会の仕組み、そして地域の情報を知ることが出来ます。そして、なによりこのような人の地域ネットワークは、一朝一夕でつくれるものではありません。防災・減災という言葉に縛られすぎず、地域の方々と緩くつながる場作りが必要で、我々はマッピングパーティーという地図を楽しく作るイベントを通して地域防災、減災を考えていきたいと思います。


・地域防災、減災に取り組んでみて感じる、今の社会の課題は?

無理をしない、とかく真面目に取り組みすぎて継続性が生まれない一過性の活動ではなく、「楽しく」続けられる活動がまだまだ足りないと思っています。一方で、情報の共有の方法は、今まで逆に真面目に取り組まれておらず、属人的なライセンス運用によって、その広がりが十分ではありませんでした。これからの地域防災、減災に関わる情報は、個人情報など特定の繊細な情報以外は基本的に「オープンデータ」として、誰もが自由に利用でき、継承できる仕組みを広げていかなければならないと感じています。そのために、大学教育現場でのライセンス教育は、特に力を入れています。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

「すごい災害訓練 DECO」の田口 空一郎さん。2014年に開催した第一回世界防災減災ハックフェス「Race for Resilience」名古屋会場で1位となった「すごい避難訓練」をベースに改良を加え、浦安市と共に、27名の中学生を対象に、ファーストエイド、DIG(図上訓練)、避難所宿泊体験そして実際に街にでてミッションをクリアしていく災害対応訓練といったフルコースを短時間で体験する次世代型訓練「すごい災害訓練 DECO」を実現しました。今後、日本各地での DECO が企画されており、「つまらない」や「学びが少ない」といった従来の防災訓練の課題を解決する、新しい仕組みが地域防災のあり方を変えていくと注目しています。


・TEAM防災ジャパンへの想いをお願い致します。

一億総伊能化から七十億総伊能化へ!
日本と世界を「地図」というキーワードでつなぎ、防災・減災に関わるすべての人を地図の力で応援します。

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