まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

合田茂広(ごうだ・しげひろ)

合田茂広(ごうだ・しげひろ)

一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター

生年:1978年
出身地:岡山県
最近の防災・減災活動:2011年より東北被災地をはじめ、国内外各地での支援活動に携わる。高齢化時代を迎えるなか、災害ボランティアの活動を底上げすることで全国的なセーフティーネットに育てていくため、執筆や研修講師を務める。また、2016年からは首都直下地震に備えるための地域防災・減災の担い手育成事業にも取り組む。
ブックレット『災害ボランティア入門』
Web(パソコン)検定『災害ボランティア入門』
災害ボランティア・リーダートレーニング
しんじゅく防災フェスタ(新宿区協働事業)

・防災に取り組み始めたきっかけは?

もともと世界各地での国際交流、アジア、アフリカ、中南米などの途上国や紛争地での国際協力に携わっていましたが、本格的に災害救援に関わることになったのは東日本大震災がきっかけです。「1人の専門家より、100人の熱意あるボランティアの力を活かす」というテーマを持って、宮城県石巻市での支援活動を始めました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

東北や他の被災地でも住民の方から学ぶことが多いです。支援者として被災地に関わることがほとんどなので、災害ボランティアによる「支援力」や「受援力」を上げるヒントはだいぶ分かってきました。ただ、被災者や地域住民の立場からしか見えない景色があります。そこに気付けなければ、支援は一方的な押し付けになる恐れがあるので、毎回はっとさせられます。でも、この繰り返しこそが必要なんだと思っています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

人や組織のつながりが大切なのはもちろんですが、「防災・減災活動」と「災害対応」の関係が十分につながっていない場面によく直面します。現場を知っているからこそ、防災・減災に被災地の教訓を活かすことができるはずです。防災・減災に普段から取り組んでいるからこそ、災害時にも対応できる人材やノウハウが育っているはずです。もっと、一連のサイクルを意識した取り組みが広まっていくことを期待しています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

あまりこの分野に興味のない若者、でしょうか。東北被災地で初めてボランティアをした都会の学生や若者が、人の温かさに触れ、人のために活動することの楽しみを知り、変わっていく様子を目の当たりにしました。振り返れば、僕自身がNPO/NGOに関わるようになったのもボランティアがきっかけです。参加のハードルを低くして、裾野を広げたいですね。ただ、興味のない人に興味を持ってもらうのが一番の難題なんですよね。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

コンテンツが充実しているだけに、英語やその他の言語でのコンテンツや翻訳システムがあるといいですね。2015年の国連防災世界会議で実感しましたが、たくさんの災害を乗り越えてきた日本の防災・減災の情報は、災害の経験が少ない国にとって宝の山です。訪日外国人も増えているので、とても役立つと思います。

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