まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

増島智子(ますじま・ともこ)

被災地NGO恊働センター スタッフ まけないぞう事業部

最近の防災・減災活動:
1. 制作物:
2. 講演: 市民団体、学校などご依頼があれば各地で講演させていただいています。
3. 著書: 論文では、 「阪神・淡路大震災の被災地におけるコミュニティの構築」
~「一本のタオル運動」と「まけないぞう」事業を通して~
日本社会福祉学会第46回大会<文科会:NPO・ボランティアと社会福祉>1998/10/17

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

阪神・淡路大震災のボランティア活動がきっかけです。1995年4月から福祉の専門学校に入学しましたが、阪神・淡路の被災地で起きている「孤独死」「自殺」、またマイノリティの置かれている状況に、机上の福祉だけでは解決できないことを目の当たりにしました。自然災害ではあるけれど、助かるいのちもあることに気づき、減災について考えるようになりました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

阪神・淡路大震災でボランティア活動をはじめて経験し、その活動の中で被災者に「無理しないでください。あまりしてもらってばかりいると自立できなくなっちゃうから」と言われ、その瞬間から自分の背丈にあった活動をし、被災者と同じ目線で活動するようになりました。いくら被災者であってもできることまですべて支援者がするのではなく、できることはしてもらうという当たり前に気づきました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

災害があるたびにこれまでのつながりを生かして現場で活動しています。日頃のつながりがあれば、お互いに助け合えるし、障害や国籍などの違いを超えて、助け合えると思います。人間関係が希薄ないま、そのつながりをつくっていくことが重要だと思います。日頃から助け合える関係をつくることが課題です。そのつながりがあれば、日常でも災害時でもきっと助け合えると思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

都会に住む私たちは、災害がおきればすぐに物資などが足りなくなるかもしれません。阪神・淡路大震災の時も、被災中心部から離れた地域からたくさんのおにぎりを届けてもらった経験から、地方の方とつながっていれば、避難もしやすいし、食料などの物資も調達しやすくなると思います。また、ボランティア活動の拠点となるような団体などとつながっていきたいです。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

昨今の災害では、なかなか過去の災害の教訓がいかされずに、尊いいのちが奪われたり、被害が拡大していることが多く心が痛みます。過去の事例を検証しながら、教訓がいかされるような取り組みを活発にしてほしいです。支援する側、される側の関係性をこえて、支え合いの社会を構築できるような発信をこれまで以上にひろげたいですね。