まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

奥村洋治(おくむら・ようじ)

奥村洋治(おくむら・ようじ)

株式会社フジタ 代表取締役社長

出身地:福岡県 最近の防災・減災活動:災害用簡易ベッド開発、防災対策工事

防災を取り組み始めたきっかけは?

2016年の熊本地震で復興工事のため現地入りしました。
避難所を視察した際に、劣悪な環境で身を寄せあっている住民の方々の様子を拝見し、建設会社として何かできないかという思いを強くしました。東京へ帰る飛行機の機内で、避難所で安心して休むことができ、プライバシーに配慮した避難者用のベッドを着想しました。弊社の技術センターで多くの試行錯誤を行い、ようやく形にすることができました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

建設会社のスタッフは普段、建物の設計や新しい構造の開発を行うことはなれています。一方、製造業のように商品開発を行うことに慣れていません。
まず、使用される方々や救助活動される赤十字の方々へのヒアリングからのスタートでした。生地の選定や部品の設計開発など、数多くの試作や試験を行いました。まだまだ課題はあると認識していますが、まずは世に出してお客様の役に立てればという思いです。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

弊社では阪神大震災、東日本震災など過去の大規模災害の都度、本社に対策本部を設置し、支店への物資人材のバックアップを行い、お客様が求められる支援をタイムリーに行えるよう努力してまいりました。
一方、被災地のスタッフや支援に向かったスタッフが長期間の現地生活で疲弊してしまうという事態も経験しています。今回開発したベッドが、被災者の方々だけでなく、同様の状況に直面する各機関の方々の疲労軽減の一助になればと思います。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

立場上、多くの組織のトップの方々にお会いしますが、防災への関心、意識の高さを感じます。開発したベッドを紹介すると一様にお褒めの言葉をいただきます。また、BCPへの関心だけでなく、いざという時の地域貢献も考えておられます。
“防災”というキーワードを介して地域の方々と日々コミュニケーションをとることは非常に大事な事だと思います。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

実効的な情報をスピーディに展開されているなと感じています。日本は近年四季を問わず災害に見舞われていますが、今後も息の長い活動をお願いしたいと思います。

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