まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

安田健志(やすだ・たけし)

2021年8月18日

安田健志(やすだ・たけし)

ヤフー株式会社 SR推進統括本部 CSR推進室 災害チーム リーダー

出身地や活動地域:東京都
最近の防災・減災活動:災害発生時に現地のニーズに応じて支援物資を届ける「緊急災害対策アライアンス SEMA」の事務局長を担当し、自然災害の被災地への支援を実施。
また、防災・災害に関する知識啓発のためのコンテンツである「ヤフー防災模試」や「防災ダイバーシティ」を運営し、発災前から災害被害を最小限にできるよう取り組んでいる。
2019年に防災士資格を取得。
SEMAの活動は「第7回ジャパン・レジリエンス・アワード 最優秀賞」と「第25回 防災まちづくり大賞 日本防火・防災協会長賞」を受賞している。

防災を取り組み始めたきっかけは?

2011年3月11日に発生した東日本大震災です。
自分や自分に近しい人が震災の影響を受けたことが、主体的に防災減災へ取り組むきっかけとなりました。
また、業務においては3.11発災後の計画停電を回避するため、各地の電力使用状況をリアルタイムで表示する機能の開発を行ったのですが、その機能への利用者の感謝の言葉がもう1つのきっかけとなっています。災害対応の意義や重要性を強く認識させられる出来事でした。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

平成30年7月豪雨にて、支援物資を届けるため初めて被災地に入りました。水害により大規模な損壊のある家の隣には、被害がまったくない家もあり、数メートル違うだけで人生が大きく変わるのだと思い知らされました。
それはつまり僕や周りの人の運命も「数メートル」の差の上に存在しているということになります。この数メートルの差による人生の分岐を極力最小限にしたいと思い、様々な取り組みを行うようになりました。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

平時から防災・減災を自分事化できる人が多くない、というところを課題と感じています。
さまざまな取り組みをしていても、3月11日や9月1日でないと多くの人に伝わりにくい状況があり、仮に伝わったとしてもそれが一過性のものになってしまっているように思います。
平時から志を持って防災・減災に取り組んでいる方々の意志・想い・知識が多くの人に伝わり、定着できるような取り組みを社会的な仕組みとして実現できたらと思っています。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

こちらに掲載されている人々との有機的なネットワーク構築ができ、防災・減災活動における課題を解決するための施策をともに実現できるようなうねりを生み出していただければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。