まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

室﨑益輝(むろさき・よしてる)

室﨑益輝(むろさき・よしてる)

神戸大学名誉教授、ひょうご震災記念21世紀研究機構副理事長、兵庫県立大学防災教育研究センター長、ひょうごボランタリープラザ所長、海外災害援助市民センター副代表

生年月日:1944年8月21日
出身地:兵庫県
神戸大学都市安全研究センター教授、独立行政法人消防研究所理事長、関西学院大学災害復興制度研究所長などを経て現職。日本火災学会賞、日本建築学会賞、都市住宅学会賞、防災功労者内閣総理大臣表彰、兵庫県社会賞などを受賞。日本火災学会会長、日本災害復興学会会長、地区防災計画学会会長、消防審議会会長などを歴任。著書に、地域計画と防火、危険都市の証言、建築防災・安全、大震災以後など。

・地域防災にはまったきっかけは?

「はまった」のではなく、進んで入ったのです。68年に有馬温泉で旅館火災があり、その現場を見て「建築のデザイナーが人を殺した」と感じたことが、防災への道に入るきっかけ。大学院のゼミを建築設計や都市計画のゼミから消防防災のゼミに変更し、建築防災から次第に地域防災に。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

防災の専門家としては、現場を大切にすること、被災者に寄り添うこと、見識を豊かにすること、そして、なかなかできませんが、私欲を捨てることが大切だと思っています。防災の取り組みとしては、被害の軽減をはかるための対策の足し算が必要で、時間の足し算、空間の足し算、手段の足し算、それに加えて何よりも、人間の足し算が大切だと思っています。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

一言でいえば、「正しく恐れて、正しく備える」ことにつきます。リスクの強度と頻度の関係を正しく理解すること、地震や津波だけが備えるべきリスクではありません。安全は必要条件だけれども十分条件ではない。安全ばかり考えていると、コミュニティもアメニティも失われ、逆に危険極まりない社会をつくってしまう。恐れることも、縮むこともなく、リスクに向き合ってほしい。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

ヤマのようにおられますので、そのすべてを紹介しきれません。ここでは、「人と防災未来センター」から巣立っていった「私の近くに居る若い研究者」の皆さんを紹介しておきます。関西大学の菅磨志保准教授、越山健二准教授、永松伸吾教授、近藤誠司助教、神戸大学の紅谷昇平准教授、近藤民代准教授、京都大学の奥村与志弘助教、鈴木伸吾助教、神戸学院大学の安富信教授、大阪大学の伊藤ゆかり准教授、…の皆さんです。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

できるだけ、TEAMの輪を広げるようにしてください。

検索結果( 件)