まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

小池曙(こいけ・あきら)

小池曙(こいけ・あきら)

防災まちづくり活動団体 「さんし会」会長
杉並第十小学校震災救援所運営連絡会 施設管理部長
「学校防災公園構想」に基づく施設に於けるイベント執行役員
「サバイバル・キャンプ 2017」 コア・メンバー

出身地:東京都渋谷区

・防災に取り組み始めたきっかけは?

約30年前、東京都杉並区和田地区にあった、国立蚕糸試験場(約4.2ha)跡地に「学校防災公園構想」に基づく施設が計画され、24時間開放の公園と門扉も塀もない小学校が建設されました。当時、私がその学校(区立杉並第十小学校)のPTA会長であったことから、地域による見守りと災害対策意識の醸成を意図とした活動団体、そしてイベントを仕掛けなければ、と言う強烈な使命感に駆られ、現在に及んでいます。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

イベント開催の旗振りをした当事者(PTA会長)が、敢えてトップに立たず、地域の町会・自治会の長をトップに置くことが出来たことで、地域間の連携がスムーズに取れ、また学校、PTAとの連携も万全で、30年を経た現在に至っても徐々にではあるが進化を続けています。がしかし、「災害対策訓練」を大上段に振りかざし、標榜していないため、どれ程の意識面での成果が上がっているのかは見えにくいものの、手ごたえは感じ取れています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

東日本大震災の際、東京、新宿から幹線道路(青梅街道)4km地点、そこから30m程入った位置にある小学校に救援所を立ち上げ、約400名(内約70名が宿泊)の帰宅困難者の受け入れを経験しました。そこで、いみじくも日頃の訓練の中では感じることの出来なかった、訓練参加者の「意識の落差」を感じることとなり、改めて「訓練の在り方」を再考させられる機会となりました。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

幸いにして、地域のつながりは、町会、自治会、地域活動団体、公共団体、地域関連企業等を網羅したイベントがあります。ただ各地域共通の課題と思われる「現役世代」の参加が得られていないことが、大きな悩みでもあります。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

本文でも書きましたが、「現役世代」 の参加を促すよい知恵があれば、共有してください。でもこのことは、「知恵」ではなくして、「制度的問題」にまで持っていかなければならない問題なのかもしれないと、個人的には思っています。

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