まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

山本康史(やまもと・やすし)

山本康史(やまもと・やすし)

特定非営利活動法人みえ防災市民会議 議長

出身地:大阪府八尾市(3歳から現在は三重県伊勢市)
最近の防災・減災活動:
特定非営利活動法人みえ防災市民会議 議長
東日本大震災支援みえ災害ボランティア支援センター センター長
みえ発!災害ボラパックマニュアルの作成
・災害擬似体験ゲーム SaTa-Senの開発

・防災に取り組み始めたきっかけは?

大学時代に阪神・淡路大震災があり、避難所になっていた東須磨小学校で10日ほどボランティアをしたのが初めての災害ボランティア活動です。そして、1997年にあったナホトカ号重油流出事故で2ヶ月半ほど船首部分が流れ着いた福井県三国町(現・坂井市)災害ボランティア本部でスタッフとして活動した中で得られた経験や仲間とのご縁が、今につながる《災害ボランティアが活動しやすい環境つくり》に市民の立場から取り組み続けるきっかけとなりました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

私たちNPOと三重県、三重県社協等で2000年からコツコツ取り組んでいた《顔が見えて即応できるネットワークづくり》の取り組みが、東日本大震災の時に具体的に「みえ災害ボランティア支援センター」として形になり、三重県から本当に多くの志あるボランティアを東北の被災者の方々につなげたことです。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

被災された方は本当に様々な課題を抱え、被害の様相も求める支援も異なります。ある方には必要な支援が、他の被災者にとっては腹立たしく感じられる事例も少なくありません。被災された方にモレなく寄り添うには、支援する側も様々な価値観を持った多様な団体が必要になります。多様な被災者にモレなく寄り添うために不可欠な《多様な価値観を持った支援者同士のつながりつくり》 これが課題と感じています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

防災ボランティア活動を通じて出会えた全ての方と繋がれてよかったと感じていますが、あえて挙げるなら、阪神・淡路大震災の際に東須磨小学校で出会った子どもたちです。地震で本当に辛い思いをしたのに、とても元気で私の方が勇気付けられ元気をもらいました。初めての災害ボランティア活動で〈支援者→被災者〉と一歩通行なのではなく〈お互い様〉なのだと感じられたことが、息長くこの活動を続けている原動力になっています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

《災害》という共通の敵に立ち向かいつつ多様な被災者にモレなく寄り添うには、いろんな価値観を持った人たちがそれぞれイキイキと活動しながらつながりあう、そんな場を被災地の中で形作ることが大切だと思っています。サイトで様々な実績のある取り組みやひとが紹介されていることで、多様な考えを持つ方々が互いに認め合うキッカケになれば素晴らしいと思います。サイトの取り組みにますます期待しています。

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