まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

村嶋亮一

2017年6月1日

村嶋亮一 (むらしまりょういち)

株式会社ヴィネット 代表取締役
復興ICT支援チーム リバイブくまもと 代表理事
http://revkuma.org/

主な活動地域:

熊本県 熊本市

生年月日:1963年11月26日
出身地:熊本県
最近の防災・減災活動:復興ICT支援チーム リバイブくまもと
熊本地震の発生直後、熊本市などの呼びかけを受け、これまで熊本県内を中心にICTを活用した地域活性化やまちづくり等の活動を行ってきた有志が結集し、産官学民連携による災害・復興ICT支援チーム「リバイブくまもと」を結成。熊本県内を中心とした被害の深刻な地域や被災者に対し、ICTの利活用を支援する活動を行っています。「Revive KUMAMOTO with ICT = ICTで元気な熊本を再興したい」という願いを形にするため、様々な支援団体からの協力をいただきながら、ICTを活用した被災地の救援や長期的な復興支援に取り組んでいきたいと考えています。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

2010年頃から大手ITベンダーの営業部門でICTを活用した地域課題への取り組みを支援する仕事をしていましたが、その中で地元熊本のメディア(新聞社、コミュニティFM局等)と連携した防災情報共有システムの企画、提案に携わったことがあります。
熊本地震発生直後に始めた支援活動では、発災時の円滑な活動を支える情報共有ネットワークの構築に取り組んでいます。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

熊本市や益城町などの避難所を何か所か回りながら、ICTを活用した生活支援情報の提供やPC・スマホ等の活用指導などを行ってきましたが、その中で、各所で地域コミュニティを支える住民や支援団体の方々の熱意ある取り組みに触れることができ、自分にもできることがまだまだあるのではないかと考えるようになりました。
最近は、仮設団地の自治会の方々向けにPC活用講座を開催していますが、参加者の皆さんが毎回少しずつスキルアップしていかれている様子を見るのが楽しみです。ICTが地域のコミュニティ活動を豊かにし、ひいては災害時の活動にも威力を発揮する情報共有のインフラとなることに期待しながら、活動を広げていきたいと思います。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

災害の発生に備え、自治会等の地域コミュニティや支援団体、行政などを日常的に「つなぐ」情報共有ネットワークの整備と利活用が必要と考えます。そのためにはクラウドサービス等を活用した使い勝手の良い情報共有基盤の構築と、利用者への啓蒙、利用促進のための指導やサポートを積極的に推進していくことが重要ですが、現在の「リバイブくまもと」の活動ではまだまだ十分ではありません。より多くの仲間とつながりながら、費用面での課題もクリアしていく必要があります。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

熊本地震発生直後、前職でお世話になっていた熊本市役所の情報政策部門の幹部とつながったことで、ICTを活用した災害復興や防災活動に本格的に関わることになりました。活動を通じて、被災された人たちに寄り添いながら活動をされている支援団体の方々とつながることができ、現地での課題やICT活用のニーズ等をお伺いすることができました。また仮設団地の自治会活動を行われている住民の方々とのつながりも少しずつ広がっています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

各地で行われている防災への取り組みは、私たちの地域での活動の大きなヒントになることも少なくないと思います。また私たちの取り組みが全国各地の皆さんの活動のヒントやモデルになれたらと思います。TEAM防災ジャパンには、各地の活動をつなぎ連携するためのハブとしての役割に期待しています。