まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

桝田和宏 (ますだ・かずひろ)

兵庫県立大学 大学院 減災復興政策研究科 M2
Bloom Works(ブルームワークス)‘Voice Percussion KAZZ

出身地:神戸市長田区
生年月日:1972年8月17日
最近の防災・減災活動:九州北部豪雨被災地(大分県日田市)での音楽支援。兵庫県立星陵高等学校での講演(減災と音楽について)とコンサート。龍谷大学 、兵庫県立大学 学部生前での語り部 と減災についての講演。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

阪神・淡路大震災で被災した経験から、全国でプロとしての音楽活動の傍ら、学校公演を通し、語り部として この23年間活動してきました。ですが、月日が経つと共に 昔話のように経験が伝わっていく現状に葛藤があり悩む日々を送っていました。
そんな胸中、去年、兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科ができることを知り、その学び、研究を 被災経験と共に次世代に伝えることが新たな使命だと感じ受験致しました。それがきっかけです。現在、大学院では、減災と音楽の繋がりをテーマに研究しています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

現在、防災士でもあるアーティスト石田裕之 氏と共に防災、減災をテーマに活動する Bloom Works という音楽ユニットを組み活動しています。名前の意は、(笑顔の花を咲かせる研究)です。先日は、九州北部豪雨 被災地 大分県日田市に慰問ライブに行かせて頂きました。被災者の皆様に歌うことにより「元気になれた!笑顔になれた!」と大変喜んで頂けました。音楽には、みなさんに元気を、そして癒しを届けるチカラがあります。しかし、その反面課題もありました。 「音楽」いわゆるソフト面での社会的支援体制は、まだまだ整っていないという現状を目の当たりにしました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

現場での音楽活動を通じ防災、減災の概念は、一般的にまだまだ浸透していないと感じています。その対策として Bloom Worksでは、分かりやすく、それを 今の言葉でのメッセージとして伝えられるようにと曲にそして歌詞に込め、パフォーマンスにのせています。楽しく気軽に、カッコいいモノとしての社会的意識の昇華を目指しています。社会での防災、減災への間口を広げたいのです。
「防災、減災は、カッコいい。そしてそれは、普通な事である。」と。
今、その一つの集大成として、来年春に神戸での「減災音楽フェス」の実施に向け動き始めています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

「減災音楽フェス」を開催するにあたり大きなポイントとして発災の前のネットワーク作りも上げています。それは、各 被災地、未災地アーティスト、そして支援者との連携です。現在は、被災地の東北、熊本からもアーティストが参加に手を挙げて頂いています。ソフト面の支援として、いつでも動ける体制作りです。減災音楽フェスの趣旨に賛同しご協力頂ける全国のアーティスト、支援者様と繋がれれば、と思っています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

今回、防災士でもあり大学院 研究科同期の湯井恵美子さんのご紹介でサイトを知りました。防災、減災に携わる方々の活動、そして考えが一気に分かるサイトで感動致しました。サイトを使っての分かりやすい防災の発信、そして人肌感 伝わる優しいコミュニティの形成。これからもっと広がる分野なんだろうなと思います。ずっと続けて頂きたいと思います。音楽活動家として、また防災、減災の繋がりとして、私も何かお役に立てればと思います。何でもおっしゃって下さい。