まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

楠木宏基(くすき・ひろき)

楠木宏基(くすき・ひろき)

一般社団法人よか隊ネット熊本 代表理事

・防災に取り組み始めたきっかけは?

熊本地震直後、東日本大震災を契機に創設された「共生地域創造財団」からの働きかけで民間の被災者支援活動ネットワーク「こころをつなぐよか隊ネット」を立ち上げ、行政から取り残された人々を主な対象として取り組みを始めました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

熊本地震の特徴の一つである「車中泊」をされていた方々に対して、「よか隊ネット」で炊き出しや物資の提供を行うとともに、社会学の大学教授を責任者とするアンケート調査を実施し、熊本県と熊本市に提言書を提出しました。国の防災基本計画の見直しに貢献できたのではないかと考えています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

熊本地震で被害が大きかった益城町で被災された「みなし仮設」入居者への戸別訪問中に、民生委員の方からお話を聞く機会がありました。高齢者や身障者の状況確認のため、行政に必要な情報の提供を求めたところ、個人情報を理由に断られたとのことでした。いろいろな個人・団体間の連携の壁になっていると思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

「よか隊ネット熊本」は現在87団体が加盟しています。がれき撤去、物資提供・運搬、農業支援、子ども支援、外国人支援、障がい者支援、動物保護、炊き出しなどを行う団体や、医療関係、弁護士、建築士等個人でも関わっている人々のネットワークです。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

寡聞にしてこのサイトの存在を知りませんでした。この国は震災はじめ様々な自然災害に対して、過去の経験からの学習を通して、それぞれの地域で対応してきた歴史があると思います。課題は国としての備えが不十分なことだと考えています。国家の最優先課題との共通認識を喚起するため、現場の声の積み上げは非常に重要だと思います。

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