まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

横田能洋(よこた・よしひろ)

横田能洋(よこた・よしひろ)

認定特定非営利活動法人茨城NPOセンター・コモンズ

生年月日:1967年8月10日
出身地:千葉県
最近の防災・減災活動:
2015年9月の関東東北豪雨災害で鬼怒川が決壊した常総市で被災。被災した住民の生活再建を支援するため助け合いセンターJUNTOSを立ち上げ、情報支援、移動支援、家の修復支援、サロン運営、地域の復興に取り組んでいます。この地に多い外国籍住民も含めて安心して暮らせる地域にするための防災活動に地域の方々と取り組んでいます。
http://juntos-joso.org

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

2015年9月10日の関東東北豪雨で自宅と職場のある常総市の半分が浸水被害にあい、そのあと被災者の支援を続ける中で、今後に備える必要を痛感しました。多くの住民が車や大事なモノを失い、ヘリやボートで救出されたのは、危険が伝わらなかったことに加え、水害時の避難場所の設定と訓練が事前になされていなかったためです。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

常総市はブラジル人を始め日本語を母語としない住民が多く暮らしています。防災無線は日本語しか流れなかったので、外国籍住民ボランティアの協力で多言語の情報紙を作ったりラジオニュースを作り災害FMやフェイスブックで情報を流せたのは良かったです。日頃から各言語のキーパーソンが繋がっておけば、より拡散できたと思います。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

災害や被災地への関心が一時的なものとなると自分ごととして捉えにくいです。水害の場合、家の中で何が起きたかが見えにくく被害が伝わりにくい面があります。それを伝える本を作ったり、ツアーもしています。被災地間、そして被災地と未災地の交流や学習の拡大をしたいです。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

震災がつなぐ全国ネットワークや全国のNPOセンターと繋がっていたので助け合いセンターを運営できました。子ども会やPTAの役員をしていたお陰で学校、自治会や市役所の方とも話しやすかったです。中越の方からは復興について教わり、広島の土砂災害を経験した方から聞いた「一時退避施設」と避難マップ作成について学びました。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

私たちは被災経験をもとに一時退避施設の設定、避難地図作成と訓練、避難所開設訓練、多言語での情報伝達訓練、災害時に使うものの設置を進めていきます。そうしたことに取り組む地域の方とサイトを通じて交流していきたいです。

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