まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

池本修悟(いけもと・しゅうご)

一般社団法人ユニバーサル志縁社会創造センター 専務理事
NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン 副代表理事
文部科学省教育復興支援員
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

生年月日:1978年8月31日
出身地:大阪府豊中市
最近の防災・減災活動:国連防災世界会議パブリックフォーラムにおいて『防災情報社会デザインを考える〜ポスト2020を見据えて〜』と題してシンポジウムを開催しました。http://d-bosai.org/
著書:ソーシャルインパクト(共著、産学社、2014年)

・地域防災にはまったきっかけは?

東日本大震災において、情報面での支援を三陸地域に行えればと思い「復興支援ITボランティア」を派遣してきました。ただ一年近く活動した中で、いざ首都直下地震などが起こった際に自分の家族を守れるのかと考え、今のままでは何もできないと思い至り、市民救助隊を提唱する元在日米軍消防の熊丸由布治さんに仲間を集めるので市民救助隊養成研修を行ってほしいと頼みこみ、2013年3月に受講し改めて地域防災の大切さを思い知りました。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

防災の知識を知らないこと、防災の研修を受けていないことで救える命なのに現状のままでは救えない状況がいたるところにあります。各地域にはそんな問題意識を持っている人が多く存在することは間違いないので、地道に一人ひとりと対話しつながっていくことが大切だと思います。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

一言で書くと「チームの不在」が課題だと思います。
地域には防災・減災に対して問題意識を持っている人が世代ごとに一定程度いるとは思います。しかし普段接することがない人たちは、いざという時に簡単に連携できません。やはり普段からイベントを開催するなどし、一緒にプロジェクトを推進することで関係性が培われていきます。そのような中から、防災・減災に関心がある人たちが集まり、チームを形成し目的や役割、ルールを決めていくことになると思います。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

三人紹介させていただきたいと思います。

一人目は損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント株式会社梅山吾郎さん。「福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)」ワーキンググループ第二部リーダーや『日本最悪のシナリオ 9つの死角』を執筆されるなど日本の危機管理の最前線で活躍されています。

二人目は日本マイクロソフト株式会社の龍治玲奈さん。震災直後からICT面でのサポートをハードとソフトの面で行った「ICTキャラバン隊」の組織化やITを活用した就労支援を行う「東北UPプロジェクト」を立ち上げるなどフェーズに合った支援を継続されています。

三人目は一般社団法人プロジェクト結の中川綾さん。石巻市を中心に子どもの学びと遊びの機会の確保に焦点を当て、個人・NPO・企業・行政などみんなで支える活動を展開されていて、具体的には「石巻学校サポートセンター・結(ゆい)」や託児・学童保育施設「結(ゆい)のいえ」などを運営されています。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

防災に関心がある人たちにとって情報源となるメディアを是非作っていっていただきたいと思います。