まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

澤隆志(さわ・たかし)

2017年10月16日

澤隆志(さわ・たかし)

一般社団法人ジャパン・イメージ・カウンシル
http://japic.jp/

生年月日:1971年12月16日
出身地:茨城県水戸市
最近の防災・減災活動:都市防災ブートキャンプ(in 鉄工島FES)
http://tekkojima.com/lineup/camp.php
http://silentvoice.jp/naminooto/
http://www.papersky.jp/2017/08/25/tekkojimafes-toshi-bousai-camp/

・防災に取り組み始めたきっかけは?

東日本大震災以降に開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2013」の映像プログラムを担当し、被災者同士の対話だけでできた映画「なみのおと」(濱口竜介・酒井耕/2011年/142分)を上映しました。震災後間もない人間がどういう表情で、声色で語り合うのかを世界の人々に見せたかったのです。被災地そのものは映らないため、特定の災害ではなく「今」にも「先」にもつながると思いました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

「都市防災ブートキャンプ」は、東京の京浜島で行われました。かつては鉄工所の多数ある島でしたが、防災施設も多く、キャンプイベントにしました。ハイパーレスキューの訓練見学、大田区消防署による応急処置訓練、ボランティア目線でのトーク、「なみのおと」上映と、救助者、ボランティア、被災者の立場から立体的に都市防災を体験していただきました。楽しいだけのキャンプでなく、様々な感情を持ち帰ってほしかったのです。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

上の続きになってしまいますが、有事と平時をつなぐのが大事です。難しいですけど。今回はキャンプと被災地をつなげる試みでした。都市直下の災害には自宅避難が必至と知り、アウトドアブームと防災意識をブリッジさせてみて、知見の交換や、公共サービスやインフラの限界を知っていただく事が目的でした。もちろん僕自身も全く知らなかったぐらいですので、こういうカジュアルな入り口をつくることも課題かと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

今回、東京消防庁第二消防方面本部消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)と繋がることができて大変勉強になりました。そこで、他の消防救助機動部隊、対テロNBC部隊、航空消防救助機動部隊などにも取材してイベントに繋げられたらと思います。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

役に立つ情報もたいへん多く意義深いと思いますが、網羅的であるがゆえにサイトのデザインが各トピックに対してフラットな印象です。「緊急時」「地域絞り込み」などいま、ここで必要なものと、アーカイブ的なものやコラム等をはっきり分けてしまっていいと感じました。