まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

瀬尾さちこ(せお・さちこ)

瀬尾さちこ(せお・さちこ)

フリーランス・コミュニティエフエムパーソナリティ

出身地:愛知県清須市 活動地域:愛知県東海市など
最近の防災・減災活動:メディアスエフエム 毎週土曜日 午前9時〜放送「みんなで学ぶ地域防災」担当(2021年8月現在)
防災をテーマにしたウェブサイト「もしものための防災情報 - moshimoストック」にて、防災士として定期的に執筆を行う。

防災を取り組み始めたきっかけは?

2000年に起こった東海豪雨で実家が被災したことでした。
当時、実家を離れていた私は、夜通し母と電話をつなぎ、実家が浸水していく様子を聞いていました。防災に関しての知識も情報もなかった私は、ただ電話口で母を励ますことしかできず、また、初めて「災害で大切な家族が死ぬかも知れない」という、これまで経験したことのない恐怖を感じました。
こうした体験はもう二度としたくないと思うのと同時に、他の誰かにもこのような体験をして欲しくないと考えたことが、防災に取り組み始めたきっかけとなりました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

担当している番組では、リスナーさんが防災グッズなどを紹介するメッセージを送ってくださる中で「○○(ラジオネーム)のグッズ紹介コーナー」のようなコーナーを仮想して、何回かに分けて備えているものを紹介してくれるようなことがありました。また、気象災害関連の書籍を取り上げた時には「読みます!買いました」というメッセージがすぐに送られてきたことも。
こうした小さな行動のスイッチを入れることの積み重ねで、番組のリスナーさんたちが発災時には率先避難者となり、地域の防災リーダーになってくださるのではと考えています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

あくまでも、私自身で感じている課題なのですが、災害時にも可能な限り即時性を持って「頼り」「頼られる」ことができる、多方面の方との関係づくりだと感じています。
自治体などの行政の方たちや防災関連の専門家の方たち、消防団などの地域防災に携わる方たちなど、情報のご提供等をお願いしたい方たちとの繋がりを広げ、深めていくはもちろんのこと、ラジオのリスナーをはじめとした地域の皆さんに「ラジオを聴けば情報が得られるし、安心できる」と頼っていただける存在にならなければと思っています。
また、災害時には発災した地域では情報が得られない事態も予測できるため、地域を超えた繋がりもより広げていかなければと考えています。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

所属や地域、研究分野も様々な方々の情報が集約されているTEAM防災ジャパンサイト。
私も日頃から利用し、勉強させて頂いています。ここからさらに、直接的なつながりへと広げ、深めていけるような仕組みづくりをして頂けることを期待しています。横断的で双方向なつながりが、発災時には大きな力になるのではと思っています。