まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

百瀬潔

2017年9月5日

百瀬潔 (ももせきよし)

リコージャパン株式会社 ICT事業本部 プロジェクトマネージャー
事業継続対策コンソーシアム 理事
総務省 関東地方非常通信協議会 委員

主な活動地域:

東京都 全域

出身地:神奈川県
最近の防災・減災活動:東京駅帰宅困難者対策訓練、みなとみらい21防災訓練などに、可搬型衛星通信、MCA無線、TV会議システムなどを組み合わせた情報伝達ソリューションを提供し、防災訓練をバックアップしています。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

2010年から事業継続対策コンソーシアムに参加したことが防災に関わるきっかけです。その直後、2011年3.11東日本大震災を茨城に向かう特急電車の中で体験しました。家族との連絡もとれず、通信網の脆弱さを痛感しました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

今年東京駅周辺帰宅困難者訓練で、今回初めて霞ヶ関各省庁への受入れ訓練を行いましたが、事前の連携もうまく取れず、ぶっつけ本番となりましたが、スタッフのスマホに設定されたTV会議システムで、受け入れ状況がリアルタイムに確認でき、見事に対策本部との連携が図れました。ビジュアルで共有できるメリットを痛感しました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

首都圏直下型地震等への備えが心配です。例えば、民間企業の先進技術を駆使すれば、多くのことが解決できるのに民間横串連携活動は、ほとんど図れていないように思います。いつ起こるか分らないことに対する投資感やビジネスモデルに直結しない等々の理由で広がりを欠いているのも事実です。発想を変えて、普段使いの延長が防災活動に直結していて、普段できていないことはいざとなっても役に立たない。普段使いの繋がりをベースとした防災活動が進められればと考えています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

先日開催された「オフィス防災EXPO」に、本田技研工業様とコラボ展示を行いました。災害対策本部のIT機器に水素カーから電源供給するという設定です。これは、東京都帰宅困難者訓練がきっかけとなりました。衛星回線のスカパーJSAT様、MCAアクセスサポート様等々の企業間繋がりが少しずつ広がりを見せています。日々驚きと発見の連続です。繋がった皆様に感謝の気持ちで一杯です。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

TEAM防災ジャパンの活動も大変に素晴らしいと思います。行政・民間を超えた繋がりに大きな可能性を感じます。今後は、テーマ別に繋がる仕掛け等も是非推進して頂きたいと期待します。