まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

葛冬梅(かつ・とうばい)

葛冬梅(かつ・とうばい)

多文化防災ネットワーク愛知・名古屋 代表
https://saigainetaichinago.wixsite.com/tabonet

生年月日:1977年12月8日
出身地:中国江蘇省

・防災に取り組み始めたきっかけは?

多文化防災ネットワークは、2016年4月に発生した熊本地震をきっかけに立ち上がりました。多国籍な住民による市民ネットワークです(12月5日設立)。約20万人の外国人が暮らす愛知県では、南海トラフ地震に備え、すべての市町村で外国人を含めた災害対策を考えていく必要があります。私たちは言語や文化、国籍の違いに関わらず、誰もが「防災」に関心を持てるよう、また、「災害時には互いに支え合う」ことができるよう、「多文化防災」をキーワードに行動するネットワークです。日頃から顔の見える関係を築くことは、災害時の「共助」のために重要であるといわれます。多くの団体やコミュニティの方々に当ネットワークに関わっていただき、災害時にも平常時にも、ともに支えあえる地域社会をつくっていきたいと思っています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

今まで多くの防災イベントに参加してきました。防災関係者は、今まで外国人を被災関係者に想定していなかった方も多く、実際、避難所で一緒に避難生活を送る際、どうしたらいいかよくわかりません。そこで、タボゲームを実施してみると、「なるほど」と頷き、「いいね」と言ってもらえました。教育機関でも、タボゲームを実施してみたところ、大変よい評価をいただきました。今後もたくさんの方に知ってもらえたら嬉しいなと思っています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

今、災害時に、行政が発信している災害情報にアクセスできていない外国人が多く、どのように情報弱者の外国人そしてネットワークを持っていない外国人に情報発信していくかが課題です。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

名古屋国際センター、市民活動推進センター、名古屋市、愛知県、各言語の活動グループ等、各国際交流協会(まだ繋がっていないところもあります)等。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

いろいろなイベントを通して、多文化防災の重要性を訴えていきたいと感じています。来年も全国のみなさんに多文化防災ネットワーク愛知・名古屋を披露できたら嬉しいなと思っています。そしてより「TEAM防災ジャパン」というタイトルにふさわしいメンバーの一人になるため、頑張ります。

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