
2019年4月22日
遠藤晃 (えんどうあきら)
KDDI株式会社 運用管理部 マネージャー (2018年度内閣府防災在職)
防災を取り組み始めたきっかけは?
東日本大震災において、助けを求める声を伝える、人とのつながりをサポートすることの助けに資する通信の必要性、重要性をあらためて痛感。
決して望みませんが、災害が起きてしまったならば、微力ながら一助になれればうれしく思います。
ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。
毎回反省ばかりです。しかしながら、北海道胆振東部地震において、通信品質の改善が必要であったひだか地域において、長年取り組んでまいりました海上からの通信復旧「船舶型携帯電話基地局※」の運用により、状況の改善に貢献できたことは、密かなよろこびでした。
※船舶に、携帯電話基地局などの通信設備を搭載し、海上から携帯電話の通信エリアを復旧する取り組み。
道路が使用できない状況を想定したもの。
防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。
発災直後の現場では、ただでさえ状況認識に時間がかかるものです。加えて、初めて会う人どうしの意思疎通は、ギクシャクしがちです。
「たら、れば」になりますが、被災自治体の関係者数人と、あらかじめつながりがあれば、もっと迅速に、もっと効率的に被災地支援をできたのではないか?と、自問自答中です。
ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。
官民、業界などの垣根なく、自由闊達に意見交換、情報交換できるつながりをもてたら嬉しく思います。
TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。
この取り組みが続き、 広がっていくことを願っています。