まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

金田義行(かねだ・よしゆき)

2019年12月20日

金田義行(かねだ・よしゆき)

香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 特任教授 副機構長 地域強靭化研究センター長 学長特別補佐

出身地:東京都
最近の防災・減災活動:第17回日本臨床学リスクマネジメント学術集会 講演 2019年5月
トルコ (IESKO2019 & Marmara Urbun Forum) 招待講演 2019年9月 & 10月
高松南高校、琴平町立榎井小学校、高知市立潮江東小学校および高松桜井高校での講演 2019年10月
徳島文理大学主催 減災科学シンポジウム 基調講演 2019年12月
著書:「地球と生きる ~防災と向き合う知恵~」(児童書)冨山房インターナショナル 2017年
平成30年防災功労者内閣総理大臣表彰 2018年9月

防災を取り組み始めたきっかけは?

1995年阪神・淡路大震災を契機に、今後の自然災害において被害軽減をいかに行うかを強く認識し、2011年の東日本大震災の際にさらにその思いを強くしました。
これまで南海トラフ巨大地震の地震発生帯を中心に研究活動を行ってきましたが、これらの成果の社会実装ならびに防災減災教育の推進の重要性を認識しています。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

南海トラフ巨大地震などの地震予測研究は必要と考えていますが、その困難さも十分認識しています。
そのため南海トラフ地震前後の地殻活動をリアルタイムに監視し推移予測に活かす事ならびに地震津波の早期検知を目的とした海底観測網(DONET:文部科学省委託事業)を構築したことが一番のエピソードです。この海底観測網が南海トラフ地震の際に有効活用されるための研究開発を推進したいと考えています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

研究者としては、1)研究者間のつながり、2)研究者と行政とのつながり、3)研究者と企業・メディアとのつながり および4)研究者と市民とのつながりがあります。
1)、2)と4)のつながりは比較的形成されているものと認識しています。しかし3)の企業・メディアとのつながりについては、中小企業とのつながりやメディアとの勉強会も一部地域では先行的に行われているもののまだまだ十分とは言えないのが現状です。今後の課題としては3)の企業・メディアとのつながりと防災減災教育を通じた人材育成が必要不可欠と考えています。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

今 香川大学で研究活動を行っていますが、地域としては南海トラフ地震で甚大な被害発生が想定されている四国沿岸域と瀬戸内圏とのさらなるつながりにより被害軽減と災害後の復興・地域強靭化ならびに人材育成の推進を期待しています。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

TEAM防災ジャパンサイトはこれまで様々な活動をされてきました。今後も防災活動コミュニティーのつながりを発展させ、一層の国内防災コミュニティーの拡大と国際連携の推進を期待しています。
今年日本を熱くしたラグビーW杯の日本チームのコンセプトであるOne TEAM(All Japan)と同様の精神で、TEAM防災ジャパンサイトもOne Teamとして防災減災チーム作りのエンジンとなることを期待しています。