まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

長澤恵美子(ながさわ・えみこ)

2016年11月7日

長澤恵美子(ながさわ・えみこ)

経団連1%(ワンパーセント)クラブ コーディネーター

生年月日:8月6日
出身地:東京都
最近の防災・減災活動:災害ボランティア活動支援プロジェクト会議等において、企業からの支援をつなぐ 活動を行っている。

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

1%クラブでは、阪神・淡路大震災の時に、豊田章一郎経団連会長(当時)から「居ても立ってもいられず現地に駆けつけるボランティアの支援をするように」との指示を受け、災害ボランティア活動の支援を始めました。当時、私は秘書室におり、役員の海外出張中にボランティア休暇を取得して「阪神・淡路大震災の被災地の人々を応援する市民の会」で活動しました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)の設立に際しては、経団連の社会貢献担当者懇談会に集う企業関係者と、社協・共同募金・NPOが対話を重ねながら進めました。それが、被災者の方々と災害ボランティアをつなぐためツールとしての救援物資「うるうるパック」、企業人ボランティアプログラムなど、企業横断的な支援のしくみにつながっていきました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

東日本大震災により、日本は課題に関心を持つ利害関係者が資源と知恵を持ち寄って解決する社会に向けて大きな一歩を踏み出しました。防災や被災地支援に関しては、救援物資のラスト1マイル問題など、長年問題提起されながら未だに解決していない課題が山積しています。マルチステークホルダーが協働し、さまざまな障壁を乗り越えて、革新的な解決方法を導き出すことが必要だと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

東日本大震災支援全国ネットワーク、全国災害ボランティア支援団体ネットワークなどの広域の中間支援組織が、多層的で多様な組織の協働を促進する場、調整の場として機能しはじめました。一方、復興の主役は被災地の人々と組織であり、現場での協働が鍵になります。それぞれの地域で平時から企業や経済団体も関与したネットワークを構築して対話をしておくことも大切になると思います。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

日本全国どこでも災害が発生する可能性があります。私たち一人ひとりが「防災の自分事化」をすることが大切です。TEAM防災ジャパンには、そのための機運醸成、知恵の蓄積、情報発信に期待しています。