まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

高梨恭子(たかなし・きょうこ)

NTTタウンページ株式会社 経営企画部 新タウンページ推進PT
【参考】NTTタウンページの防災情報ホームページ
http://www.ntt-tp.co.jp/bousai/

出身地:静岡県静岡市
最近の防災・減災活動
別冊「防災タウンページ」は、2017年度は全国で344版、4,080万部(2017年6月時点)と、世帯 ・事業所に対する配達カバー率が81.2%になる規模まで発行を拡大しており、2018年度中には全国全エリアで発行する予定。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

私が山梨県甲府市版「タウンページ」の編集長をしていた2014年2月、「平成26年豪雪」が発生し、山梨県内も記録的な大雪に見舞われました。そこで、2014年7月に発行予定だった山梨県甲府市版「タウンページ」に、別冊付録で「避難所マップ」を付ければ、市民のみなさまのお役に立てるのではないかと思い立って制作したのがきっかけです。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

2014年7月に発行した甲府市の「避難所マップ」は、甲府市役所や市民の方に大変喜んでいただきました。これがきっかけで、防災に関する情報は誰にとっても必要なものであり大切なものだと再認識し、2015年6月には防災情報や避難所マップを掲載した別冊「防災タウンページ」を港区・世田谷区・新潟市で初めて発行いたしました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

私どもの会社には、仙台や熊本にも拠点があり、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震で被災した社員も少なくありません。2016年に、両震災・地震で被災した社員に集まってもらい座談会を開催したのですが、そこで多くの社員が語ったことは、「家族」、「近所」、「会社の仲間」、「自治体」との「つながり」が大切だということでした。都市部ほど、隣人の顔が見えにくく、そのような「つながり」が希薄になりがちですが、いざというときのためにも、ご近所・自治会などの「つながり」も大切だと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

別冊「防災タウンページ」の制作を進めるにあたっては、各地域の実情に合わせた防災情報や避難所情報を掲載する必要があるため、各自治体のみなさまのご協力が必要であり、このつながりは個人的にも会社としても財産です。会社としては各自治体と「防災情報の啓発に関する協定」の締結を進めており、防災関連部局をはじめとした自治体職員はもちろんのこと、都道府県知事や市区町村長の方々とのつながりも増えてきています。みなさんと一緒に地域の防災に取り組んでいることが実感でき、「役にたっているよ」と感謝の声をいただくときが、「繋がってよかった!」と思える瞬間です。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

「防災」は一人ひとりにとって、とても大切なものなのに、大きな災害があっても何年かすれば「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、次第に意識しなくなりがちです。「防災」を風化させないためには、繰り返し繰り返し広報活動することがとても大切だと思いますので、TEAM防災ジャパンサイトが、「日本の総合防災情報サイト」の役割を担っていただければありがたいと思います。