まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

髙﨑賢一(たかさき・けんいち)

災害ボランティアコーディネーターなごや 代表、名古屋みなと災害ボランティアネットワーク 代表、認定NPO法人 レスキュストックヤード 理事、なごや災害ボランティア連絡会 常任幹事、港楽北部町内会自主防災会 会長

生年月日:1949年10月25日
出身地:愛知県名古屋市
最近の防災・減災活動:九州北部豪雨水害被災地(日田市)支援活動(足湯・お茶っこサロン)、愛知県「防災・人材カレッジ」講師、名古屋市「災害ボランティアコーディネーター養成講座」講師、名古屋市港区「地域避難行動計画」講演・マップ作り、名古屋市港区「安否確認・津波避難訓練の企画実施」講師。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

小学4年生の時、伊勢湾台風の原体験を持つも、記憶は薄れ、防災意識をほとんど持たない状況下で、2002年に名古屋市主催の災害ボランティアコーディネーター養成講座を受講しました。講義の内容に感銘を受け、その年に災害ボランティアコーディネーターなごや(ボラコなごや)を、翌年名古屋みなと災害ボランティアネットワークを立ち上げ、現在に至ります。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

名古屋市内16区全てに災害ボランティア団体が立ち上がったことです。各区の設立時にはボラコ会員同士で応援に行き、区役所、区社協との連携の仕方などのノウハウも共有し、困った時には支えあうという共通認識も自然に浸透しました。こうして築かれた「無理が聞ける、無理が言える」関係性は、平時の協力や災害発生時にも役に立っています。2005年には、名古屋市内のボラコや各区の団体と市が「災害時における一般ボランティアの受け入れに関する協定書」を締結。翌2006年には、災害ボランティア団体、行政、市社協などによる連絡組織「なごや災害ボランティア連絡会」が設立されました。連絡会は、設立以降、毎月欠かさず定例会を開催しており、その数は140回を超えています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

名古屋においては「なごや災害ボランティア連絡会」という枠組みもできていますが、愛知県域での広域ネットワークはできておらず、現在、行政・大学・NPO・ボランティア団体が合同で会議を重ね、早期の枠組み作りに向けて努力が続けられています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

①なごや災害ボランティア連絡会には、年々参加者が増えてきております。正規会員に加え、名古屋国際センター・名工大・愛知医科大学・名古屋青年会議所・アレルギー支援ネットワーク・SeRVあいち・高齢者住まいる研究会などは毎回参加されており、その他の見学者もあり、さらなる繋がりが期待されます。
②名古屋市では、災害ボランティアが使用する活動資器材の保管場所を確保するために、三者協定(名古屋市・名古屋建設業協会・なごや災害ボランティア連絡会)を結び、無料で倉庫を提供していただいています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

地域で防災啓発活動に取り組んでいる私どもにとって、TEAM防災ジャパンサイトで発信されている様々な情報は、示唆に富んだ内容が多く、とても勉強になります。これからの活動に生かしていきたいと考えています。


・オフラインミーティングin名古屋について、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

愛知県・名古屋市内の防災リーダーが防災の拠点である名古屋大学減災館に集うことができる機会を提供してくださったことに感謝しています。私どもが現在目指している県内の枠組み作りにドンピシャのタイミングでの企画ととらえております。そのうえ、全国の防災リーダーの方々との交流は、私どもに大きな啓発と刺激を与えていただけると期待しています。