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【阪神・淡路大震災25年】高橋真里(たかはしまり)

香川大学危機管理研究センター 技術補佐員
日本赤十字社防災ボランティアリーダー 水上安全法指導員
香川県防災士会事務局長

主な活動地域
香川県 全域
最近の防災・減災活動

最近の防災・減災活動: 赤十字講習、HUG・クロスロード・防災講演会、AED・応急手当講習、ボランティア養成・センター運営訓練などを行う

1995年1月17日、その時あなたは何をしていましたか?

大学生でした。成人の日が15日の日曜日で、16日月曜日が振替休日。 地元で成人式に出席して、下宿先に帰った翌朝に発生した地震でした。 今のように携帯電話で情報が取れるわけではなく、一人暮らしの学生にとってはテレビと新聞がすべての情報源でした。「大きな地震が発生した」「なんだかかなりの被害が出ている」「うわっ、大変だ」という認識だったのではないかなと思います。 当時、災害に関する勉強をしていたわけでも、 防災に関する活動に携わっていたわけでもなかった私にとっては、発災直後の事は覚えていても、その後の生活に影響があったかどうかまでは 、恥ずかしながらほとんど記憶に残っていないのが正直なところです。

あなたの25年は神戸にどう影響されましたか?

神戸…というよりも、自分自身が出産・子育てを経験する中で、「子どもたちを守るためには自分が知識を持たなければ」と感じたことが始まりでした。もしこの子がケガをしたら?事故に遭ったら?急病の時は?と考え、赤十字の講習を受講したり防災士資格にチャレンジしました。 その後、ボランティア活動に関わるうちに、【ボランティア元年】と呼ばれた阪神・淡路大震災での活動がその後の災害支援に大きく関係していることを学びました。

それを踏まえて現在どんな取り組みをしていますか?

現在は香川大学で学生と共に防災・災害ボランティア活動に取り組んでいます。 防災士養成講座を受講し学んだ知識を地域の防災訓練で伝えていく。そして、被災地に足を運び災害ボランティアに携わり、求められている支援とはどのような事か、また発災時にスムーズにボランティアを受け入れるためにできることは何かを模索しています。
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