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内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

リレー寄稿

地域防災の担い手をご紹介

寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

川北秀人(かわきたひでと)

IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 兼 「ソシオ・マネジメント」編集発行人
他に、日本財団 被災者支援拠点運営人材育成委員会(代表委員)

主な活動地域
東京都 全域
最近の防災・減災活動

生年月日:1964年8月25日
出身地:大阪府高石市
最近の防災・減災活動:日本財団 被災者支援拠点運営人材育成委員会 代表委員

・地域防災にはまったきっかけは?

原体験として最も大きいのは、阪神・淡路大震災。大学卒業後4年で会社を辞め、アメリカの法律大学院に進学するつもりが2年続けて落ち、その後、日本の司法試験を受けようなどと勘違いを起こし、2年間予備校に通っていた時。授業がなく東京の自宅でテレビもラジオもつけずに勉強していたその日、「実家は大丈夫?」という友人からの電話で昼過ぎにやっとテレビを見ました。その1週間後から神戸にお邪魔し、被災された方のための生活情報紙を出し続けました。

・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたこと?

企業やNPOにおけるチームづくりも、地域づくりも同様に、平時のお互いへの踏み込みの深さが、非常時の助け合いや連携の礎。人口密度より、人「交」密度。

・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題?

1)被災初心者である自治体職員さんの持つ権限と、かかる負荷の大きさ。 2)被災地と被災者を「点や現象」で見て、「面やプロセス」で見ない(自称)支援者の多さ。

・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

日本財団 被災者支援拠点運営人材育成委員会のメンバーを推薦します。

・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

かつて医療や教育がそうしてきたように、被災地・被災者支援も、体系的な現場運営と人材育成が不可欠。個人的な経験や価値観ではなく、体系的な訓練・育成のプロセスを設けられる日が近付くよう、力を合わせましょう。
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