リレー寄稿
地域防災の担い手をご紹介
石田真実(いしだまみ)
NPO法人かながわ311ネットワーク防災教育担当
- 主な活動地域
- 神奈川県 全域
- 最近の防災・減災活動
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生年月日:3月14日生まれ
出身地:千葉県
最近の防災活動:
小中学校での講演やワークショップ講師、東日本大震災の被災地支援活動を続けている中学生から大学生のネットワークづくり、被災地への合宿・修学旅行のコーディネート等、「災害から学び未来に備える」「自分の命を自分で守れる子どもを育てる」をモットーに若者を対象にした活動をしています。 - ソーシャルリンク
・地域防災にはまったきっかけは?
社会人になって初めて母を誘った旅先で新潟中越地震に遭いました。「このまま帰れないかもしれない」と覚悟をしましたが、幸い翌日の行程には影響なく戻ってきました。この時感じた「何もできなかった」という記憶が東日本大震災をきっかけに「何かせずにはいられない」衝動に変化し、2011年4月中旬に初めて被災地(岩手県陸前高田市・大船渡市)を訪れ、自然の脅威を目の当たりにし「伝え続けなくては」という使命を感じました。・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?
緊急時のとっさの判断で生死が分かれます。たった一瞬の迷いで命を落としてしまう。自分の命を守れるのは自分。これが被災地から教わったことです。 これを未来を担う子どもたちに、きちんと教えることが大切だと感じています。いざという時に子どもが自分で判断し行動できるようになること。すべての子どもがその力をつけることで、子どもの被災をゼロにすることを目指し、学校での防災教育に力点を置いて活動しています。・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?
縦割りなところ。行政や学校、自治会や市民団体、NPO、それぞれ様々な取組をしていますが、横のつながりが意外とないな、と感じています。活動自体はそれぞれがバラバラでもいいんですが、いざという時に協力できるように、日ごろから顔の見える関係を作っておきたいです。その役割を担うのはNPOだと思っています。・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。
東日本大震災の被災地へ想いを届けることを続ける一方で、地域の小学生のグループ、中学生から大学生のグループ、30代のグループを運営・サポートし、幅広い世代のハブの役割を担っている、逗子市社会福祉協議会の服部誠さんをご紹介します。・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。
横のつながりを作るという意味でも、このリレー寄稿は素晴らしい取り組みだと思います。この仲間に入れていただけて光栄です!- 関連タグ
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