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内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

リレー寄稿

地域防災の担い手をご紹介

寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

鈴木順(すずきじゅん)

公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)社会連携本部・本部長

主な活動地域
東京都 全域
最近の防災・減災活動

生年月日:1972年6月20日
出身地:東京都
最近の防災・減災活動:2020年「防災の日」である9月1日に、Jリーグの東海地方にある6チーム(清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津、名古屋グランパス、FC岐阜)が、共同で防災プロジェクト「ソナエル東海」を発足。災害に対して「備えるを、楽しもう」をコンセプトに、人々の防災意識を高め、具体的な行動喚起を促すことが狙いで、プロジェクトのLINE公式アカウントもスタートしている。
https://www.jleague.jp/sharen/news/545/

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防災を取り組み始めたきっかけは?

南海トラフ地震は、今後30年以内の発生確率が80%を超えると言われています。それをはじめとしたあらゆる災害に対して「備えるを、たのしもう。」をコンセプトに、地域を中心とした多様な連携先と共に、Jリーグクラブの持つ資源を使って頂くことを通じて、皆さんが災害から命を守り避難生活に備えるための防災意識を高めていきたいと考えています。 そして、具体的な行動の喚起へと繋がって行くことを目指し、公益社団法人日本プロサッカーリーグは、新しい取り組みである「ソナエル東海」をスタートさせました。

ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

2020年9月に発足した「ソナエル東海」は、東海6クラブ(清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津、名古屋グランパス、FC岐阜)が中心となってスタートしたばかりの活動で、これから6クラブが共同して活動したり、またクラブごとで活動したり、JVOADさま等と連携して活動したり、など、いろいろな計画を立てております。 エピソードは、これからたくさん出てくると思います。 今までJリーグクラブがこのように手を取り合って、社会的なプロジェクトを実施したことはなかったと思います。その点にもぜひご注目いただきたいです。

防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

今年の7月台風でも多くの地域で分断が起きました。また、新型コロナウィルスの影響で県跨ぎの移動が制限され、他県からのボランティアが被災地に入ることができませんでした。そのような場合、まさに地域内でのつながりが必要と感じます。 その意味でも、「つながり」の課題解消手段のひとつとして、その地域にあるJリーグクラブがハブの役割を担うことができればと思っています。ぜひ、Jリーグクラブを、地域内の「つながり」にお役立ていただれば幸いです。

ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)さま、一般社団法人FUKKO DESIGNさま、よんなな防災会さま、株式会社HITOTOWAさまと連携を進め、自治体をはじめ地域の皆さんに「Jクラブをつかって」いただくことで、防災に関する活動の充実を図っていきます。 それぞれがプロフェッショナルとして活動されておりますが、株式会社HITOTOWAさまは「ディフェンス・アクション」という、サッカー・フットサルをしながら防災減災を体感するワークショップを行っており、まさにたのしく備える活動をされていますので、ご紹介したいと思います。

TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

たくさんの方々が集まっているサイトで学びになります。ここに投稿されている方々が横で「つながる」ようなプラットフォームとなることを期待しています。 また、たくさんの方がこのサイトによって、防災、減災の知識、意識を高め、防災、減災がワガゴト化となることを期待しています。
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