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災害時、宿泊施設を「福祉避難所」に 下田でモデル事業/静岡
静岡県と下田市は13日、「福祉避難所」について、ホテルや民宿などの宿泊施設を指定する方針を決めた。県内初のモデル事業として、他地域への拡大を目指す。2016年度内に開設と運営のマニュアルを策定し、17年度以降に市が指定する。高齢化と人口減少が急速に進む賀茂地域は福祉避難所が6市町で18カ所と少なく、寝具などの生活用品を完備する基幹産業の観光関連施設に協力を要請することにした。備蓄やハード整備には助成制度もあるが、最大の課題は介護・介助者の確保だ。県によると、支援者の派遣に向け、社会福祉施設の団体などと協定を結んでいる事例も全国にはあるという。今後はこのような先進的な取り組みを参考に、具体的な対策を検討する。【1月14日 静岡新聞より】