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地域防災学ぶ 松阪でシンポ/三重
三重県松阪市主催の地域防災シンポジウムが22日、同市嬉野権現前町の嬉野ふるさと会館で開かれた。シンポジウムでは、三重大学の川口淳准教授が基調講演。熊本地震で大きな被害が出た自治体を比較し、「住民が自らがれきを撤去した自治体は数週間で後片づけができたが、行政に頼った自治体は撤去が長引いた」と指摘、自助努力の大切さを訴えた。また、東日本大震災で被害を受けた岩手県釜石市の鵜住居地区では、防災訓練を続けていた中学生が津波に備えて避難し、近くの小学生や地域住民とともに逃げたため、津波に巻き込まれた人がいなかったと、避難訓練の重要性を強調した。【1月23日 読売新聞より】